Izumo ancient history studies group
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- 古代出雲文化シンポジウム2024
今年の2024年は、山代二子塚(島根県松江市)や、今市大念寺古墳(島根県出雲市)などの大型古墳が国史跡の指定をうけて100年めという節目にあたります。これを記念して島根県古代文化センターは、次のとおりシンポジウムをひらくことになりました。感染予防をとったうえでお運びくださいますようなにとぞよろしくお願いします。 令和6年度 古代出雲文化シンポジウム 六世紀の出雲とヤマト -出雲の大型古墳を語る- 日 時:2024年11月17日(日)13:30~17:00(開場12:30) 会 場: 有楽町朝日ホール (東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階) → 交通アクセスのページ 参 加:無料/ 事前申込み [10/20 日 23:59まで]/定員700名 基調講演 仁藤 敦史 (国立歴史民俗博物館教授) →当会の会員です 「東西出雲の統一過程とヤマト王権」 報告① 松尾 充晶(島根県立古代出雲歴史博物館課長) 「古墳が語る出雲の六世紀史」 報告② 高橋 照彦 (大阪大学大学院教授) 「畿内における欽明朝前後の古墳築造」 報告③ 桃﨑 祐輔 (福岡大学教授) 「筑紫の後期古墳からみた磐井の乱とミヤケの設置」 パネル ディスカッション 六世紀の大型古墳を語る 司会:仁藤敦史 パネラー:松尾・高橋・桃﨑
- 災害文化と地域社会史研究会25
#岡山大学文明動態学研究所(#岡山県岡山市)は、次のとおりオンライン研究会をひらくことになりました。この研究会は、 日本学術会議 科学研究費(科研費) 特別推進研究 「 地域歴史資料学を機軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成(C班) 」の活動です。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加くださいませ。 → 文明動態学研究所について ( 岡山大学 大学院社会文化科学研究科 ) → メンバーについて 第25回 災害文化と地域社会史研究会 -災害文化と地域社会史研究の成果と課題- 日 時:2024年11月17日(日)13:30~17:00 申込み:無料/ 事前申込み [11/16 土まで] 報 告:① 東野 将伸 (岡山大学)/ 久野 洋 (ノートルダム清心女子大学) 「『 文明動態学 』Vol.3「特集 災害・文明と地域社会」所収論文を検証する」 ② 加藤 明恵 (大手前大学) コメント「研究会の運営と議論を振り返って」 《参 考》 今津勝紀 『 戸籍が語る古代の家族 』 吉川弘文館 、2019年、本体1700円 山陰歴史資料ネットワーク(山陰歴史ネット) NPO法人歴史史料継承機構じゃんぴん
- 公開シンポジウム「歴史教育シンポジウム 歴史総合・日本史探究・世界史探究の史資料を使う」
#日本学術会議 は、日本の科学者をまとめ、内外に代表する機関です。 このたび、世界の高大接続についての公開シンポジウムをひらくことになりました。ご多用の折かと存じますが、どなたでも参加できますので、なにとぞよろしくお願いいたします。 → 日本学術会議について → 高大連携歴史教育研究会 日本学術会議 公開シンポジウム 歴史教育シンポジウム 歴史総合・日本史探究・世界史探究の史資料を使う 日 時:2024年10月27日(日)13:00〜17:00 会 場:① 一橋大学 東キャンパス 東2号館2201教室 (東京都国立市東2丁目4) → 交通アクセスのページ ②オンラインZoom 参 加:無料/どなたでも/ 事前申込み /会場150名 報 告 藤波 潔(沖縄国際大学教授) 「高校歴史系科目における史資料活用と教員養成」 戸川 点(拓殖大学教授) 「日本史探究で歴史史資料をどう使うか」 五十嵐諒子(国際基督教大学高等学校教諭) 「歴史総合における史資料を用いた授業実践」 小田中直樹(日本学術会議第一部会員/東北大学大学院教授) コメント
- 2024年度 日本考古学協会 大会
#日本考古学協会 は、日本で最も大きな考古学研究者の組織です。今年の2024年度大会は、島根大学(島根県松江市)でひらくことになりました。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。 → 日本考古学協会について → 刊行物について 2024年度 日本考古学協会 島根大会 地域と交流の考古学 日 時:2024年10月19日(土)13:20~17:30 公開講演会・研究発表分科会・情報交換会 2024年10月20日(日)09:00~16:00 研究発表分科会・ポスターセッションなど 2024年10月21日(月)08:30~15:50 エクスカーション(見学会) 会 場:① 島根大学 松江キャンパス (島根県松江市西川津町1060) → 交通アクセスのページ ②オンライン 参 加: 事前申込み [ 9/20 金→ 10/16 水 15:00延長 ] 懇親会:5000円(予定) ※会費は10月19日(土)に受付で申し受けます。 図書交換会 日 時:2024年10月20日(日)09:00~15:00 申込み:日本考古学協会2024年度島根大会実行委員会あて 件名/図書交換会参加申し込み(団体名など) jaa.shimane〔★⇒@〕 gmail.com [ 9/20 金必着 ] ①責任者(会員)氏名・住所・電話番号・メールアドレス ②交換図書一覧表 交換図書各2部と整理費を申し受けます。整理費は事前に口座振込といたします。当日キャンセルされた場合には 整理費はお返しできませんので、あらかじめご了承ください。 交換図書の搬入は、できるだけ宅配便を利用してください。当日はクロネコヤマトのカウンターを設置予定です。 卓数は20団体分を予定しております。その卓数を超えた場合には、先着順で締め切らせていただきます。 詳細については、申し込み受付後に、追ってご連絡いたします。 エクスカーション(見学会) 日 時:2024年10月21日(月)08:30~15:50 参 加:6000円(昼食代・各所入館料込み) ※参加費は大会当日19・20日に受付で申し受けます。 事前申込み[ 9/20 金まで ]/先着25名 コース:八雲立つ風土記の丘・岡田山古墳群・岩屋後古墳・出雲国府・出雲国分寺 大庭鶏塚古墳・山代の郷ガイダンス・山代二子塚古墳・山代方墳 山代郷北新造院跡(予定) 申込み:日本考古学協会2024年度島根大会実行委員会あて 件名/エクスカーション参加申し込み(氏名) jaa.shimane〔★⇒@〕 gmail.com ①参加者名、②年齢、③連絡先住所、④電話番号、⑤メールアドレス 【10/19 土】公開講演会・研究発表分科会・情報交換会(懇親会) 12:00~ 受付 島根大学 松江キャンパス 大学ホール前 公開講演会 13:25~14:25 講演① 大橋泰夫(島根大学教授) 「『出雲国風土記』と地方官衙研究の成果と課題」 14:50~16:00 講演② 角田徳幸(雲南市教育委員会文化財課長) 「たたら製鉄遺跡研究の成果と課題」 16:10~17:30 研究発表分科会 第Ⅰ分科会 教養2号館504教室 「列島西部日本海側からみた縄文時代の交流」 16:10~16:20 幡中光輔(出雲市市民文化部文化財課) 「列島西部日本海側からみた縄文時代の交流」趣旨説明 16:20~16:55 竹田千紘(岡山県古代吉備文化財センター) 「山陰をめぐる縄文時代前半期の石材交換とその消費」 16:55~17:30 稲田陽介(島根県教育庁埋蔵文化財調査センター) 「山陰中部における縄文時代後半期の石材利用と交流」 第Ⅱ分科会 教養2号館604教室 「弥生時代後半期・原三国時代における墓制からみた地域集団」 16:10~16:20 平郡達哉(島根大学法文学部) 「弥生時代後半期・原三国時代における墓制からみた地域集団」 趣旨説明 16:20~17:30 李 春先(大韓民国 国立金海博物館) 「嶺南地域の原三国時代墓制からみた地域集団」 第Ⅲ分科会 大学ホール 「古墳時代後期の首長権力と地域社会」 16:15~16:30 大谷晃二(松江市立皆美が丘女子高等学校) 「古墳時代後期の首長権力と地域社会」趣旨説明 16:30~17:00 岩崎孝平(島根県教育庁文化財課) 「古墳時代後・終末期の出雲地域-墳丘・埋葬施設を中心に-」 17:00~17:30 吉松優希(島根県教育庁文化財課古代文化センター) 「武器・馬具からみた古墳時代後期の出雲地域」 島根大学総合博物館展示室見学 10:00~17:00 島根大学総合博物館・島根大学法文学部考古学研究室 島根大学法文学部山陰研究センター 山陰「鍵尾式」の標識資料である鍵尾遺跡の出土品整理作業で得られた成果の中間報告としての展示 情報交換会(懇親会) 16:40~17:40 島根大学 松江キャンパス 大学食堂・Sogno(ソーニョ) 予定 【10/20 日】研究発表分科会・ポスターセッション・図書交換会・埋文委情報交換会 08:30~ 受付 島根大学 松江キャンパス 大学ホール前 研究発表分科会 09:00~15:40 第Ⅰ分科会 教養2号館504教室 「列島西部日本海側からみた縄文時代の交流」 09:00~ 09:35 柳浦俊一(島根県教育庁埋蔵文化財調査センター) 「山陰中部域における縄文早期 ~中期外来系土器の胎土」 09:35~10:10 福永将大(九州大学総合研究博物館) 「列島西部日本海側にみる縄文時代後半期の交流とその変動」 10:20~10:55 渡辺幸奈(京都大学大学院文学研究科) 「注口土器から探る列島西部の交流」 10:55~11:30 幡中光輔(出雲市市民文化部文化財課) 「列島西部日本海側における水銀朱の流通と縄文時代後半期の交流」 13:00~13:35 岡田憲一(奈良県立橿原考古学研究所) 「山陰地方からみる縄文時代晩期の東西要素の挙動 -北陸、近畿、瀬戸内、九州、韓半島各地域との関係-」 13:35~14:10 濵田竜彦(鳥取県立青谷かみじち史跡公園) 「水田稲作開始にいたるイネ科穀物の伝播と受容 -山陰地方における種実圧痕調査をもとに-」 14:20~15:40 討論・質疑応答 司会:千葉 豊( 京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター ) 幡中光輔(出雲市市民文化部文化財課) 09:00~15:00 第Ⅱ分科会 教養2号館604教室 「弥生時代後半期・原三国時代における墓制からみた地域集団」 09:00~ 09:40 森本幹彦(福岡市文化財活用課) 「土器祭祀からみた北部九州の弥生時代後期墓制」 09:40~10:20 河合 忍(岡山県教育庁文化財課) 「墓制からみた吉備における弥生後期の集団関係」 10:40~11:20 坂本豊治(出雲弥生の森博物館) 「山陰における弥生墳丘墓からみた集団と土器祭祀」 11:20~12:00 藤井 整(京都府教育庁文化財保護課) 「儀礼の選択にみる造墓集団 -弥生後期の近畿北部における集団関係-」 13:30~15:00 討論・質疑応答 司会:会下和宏(島根大学総合博物館) 長友朋子(立命館大学文学部) 09:00~16:00 第Ⅲ分科会 大学ホール 「古墳時代後期の首長権力と地域社会」 09:00~ 09:30 岩本真実(松江市文化スポーツ部埋蔵文化財調査課) 「出雲産須恵器の分布とその背景」 09:30~10:00 岩橋孝典(島根県教育庁文化財課世界遺産室) 「食・住に関わる遺構・遺物は首長権領域と関連するのか -山陰地域の事例から- 10:10~10:55 齊藤大輔(島根県立八雲立つ風土記の丘) 「古墳時代後期の武装と玄界灘沿岸の首長権構造」 10:55~11:40 瀬谷今日子(和歌山県教育庁文化遺産課) 「紀伊北部の首長-岩橋千塚古墳群とその周辺-」 13:00~13:45 小林孝秀(専修大学文学部) 「南関東の後期古墳と首長権力」 13:45~14:30 内山敏行(公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター) 「古墳時代後期の首長層拠点と北関東地域」 14:40~16:00 討論・質疑応答 司会:大谷晃二(松江市立皆美が丘女子高等学校) 10:00~15:00 ポスターセッション(教養2号館503教室) 島根県内 島根大学における個人・団体・各機関での調査・研究と活用を連携させた取り組みの紹介9件 研究環境等検討委員会 「考古学をめぐる状況の今日まで、そして明日から -研究環境検討委員会の提言2024-」 社会科・歴史教科書等検討委員会 「学校教育と考古学(その8) -『義務教育における歴史学習の始まり』を考える-」 埋蔵文化財保護対策委員会 「2023年度埋蔵文化財保護対策委員会の活動」 図書交換会 09:00~15:00 島根大学 松江キャンパス 教養2号館401・402・403・404教室 埋文委情報交換会 13:30~15:30 島根大学 松江キャンパス 教養2号館601教室 島根大学総合博物館展示室見学 10:00~17:00 島根大学総合博物館・島根大学法文学部考古学研究室 島根大学法文学部山陰研究センター 山陰「鍵尾式」の標識資料である鍵尾遺跡の出土品整理作業で得られた成果の中間報告としての展示 【10/21 月】エクスカーション(見学会) エクスカーション(見学会) 08:30~15:50 八雲立つ風土記の丘・岡田山古墳群・岩屋後古墳・出雲国府 出雲国分寺・大庭鶏塚古墳・山代の郷ガイダンス・山代二子塚古墳 山代方墳・山代郷北新造院跡(予定)
- 大阪歴史学会 例会 2024-10
#大阪歴史学会 (#大阪)は、日本最大手の学会の一つです。このたび、以下のとおり例会をひらくことになりました。オンライン開催ですので、ご都合がつきそうな方はご参加をなにとぞよろしくお願いいたします。 → 大阪歴史学会について → 会誌『ヒストリア』 大阪歴史学会 日本古代史部会(続日本紀研究会) 10月例会 日 時:2024年10月25日(金)18:30~21:00 参 加:無料/ 事前申込み [10/24 木まで] 報 告:三好 啓介 「讃岐国造の系譜と伝承に関する基礎的考察」 修士論文準備報告 その他:終了後、オンライン懇親会の予定
- 企画展「鍵尾遺跡の土器から何がわかるか」
1964年に山本清(島根大学)をはじめとする調査団によって鍵尾遺跡(島根県安来市)の発掘調査が行われました。遺跡から出土した土器は、学術的に重要であるにもかかわらず、今まで正式な報告がなされていません。そこで #島根大学総合博物館アシカル ( #島根県松江市)は、次のとおり企画展をひらきます。 令和6年度 島根大学総合博物館アシカル企画展 鍵尾遺跡の土器から何がわかるか 期 間:2024年10月13日(日)~11月16日(土) 時 間:10:00~17:00 会 場: 島根大学総合博物館 ( 島根県松江市西川津町1060) → 交通アクセスのページ 入館料:無料
- 2024年 出雲古代史研究会 大会
【ハイブリッド開催】このたび、出雲古代史研究会は、2024年大会を次のとおりひらくことになりました。今年は、懇親会と見学会も行います。ふるってご参加くださいませ。 2024年 出雲古代史研究会 大会 古代出雲と日本海交通 日 時:2024年8月24日(土)大 会 10:00~16:30 2024年8月25日(日)見学会 09:00~18:30 場 所:① 島根県立八雲立つ風土記の丘 (島根県松江市大庭町456) → 交通アクセスのページ ②オンラインZoom [ 8/22 木 21:00以降 リンクメール送信 ] 巡 見:事前申込み/先着順/定員25名 問合せ先:080-1933-6219(平石) izumo733〔★⇒@〕 gmail.com 会場の風土記の丘への電話はご遠慮ください。 申込み:① 申込みフォーム [8/15 木まで] ②出雲古代史研究会 事務局あてメール izumo733〔★→@〕gmail.com メールでお申し込みの場合は下記をご記入ください。 折り返しご返信をお送りいたします。 お名前(お名前ふりがな)/電話番号(緊急連絡先) 会員 or 非会員 会場参加 or オンライン参加 全面オンラインの場合の参加方法 参加とりさげる or オンライン 専攻/学生(博士課程以下はその旨) お弁当(昼食)の有無 巡見の参加 or 不参加 参加費:①会場参加…500円 (会場・機器レンタル・資料代など) +昼食1000円 (希望者・税込み) 当日持参 ②オンライン参加…会員・学生 (博士課程以下) 無料 | 非会員 500円 [ 要事前振込み ] 金融機関へお振込み 懇親会: 炉端かば松江駅前店 (島根県松江市御手船場町564-2)/ 5000円 当日徴収 見学費:会員・学生 (博士課程以下) 1500円 | 非会員 2500円 (旅行保険代・入館料こみ) [ 要事前振込み ]金融機関へお振込み 振込み先 山陰合同銀行 県庁支店 普通預金 口座番号2295761 出雲古代史研究会 会計 野々村 安浩 ゆうちょ銀行 ゆうちょ総合口座 01450-2-25932 出雲古代史研究会 [ゆうちょ以外の金融機関から] ゆうちょ銀行 支店名 一四九(イチヨンキュウ)店 当座預金 25932 出雲古代史研究会 ※ ゆうちょダイレクト (登録無料) を使いますと、手数料が安くなります 大会スケジュール 8/24(土) 総会・大会 09:30~09:50 総会 会員のみ 活動報告・予算決議案 10:00~10:50 報告① 榊原 博英 ( 島根県古代文化センター 特任研究員 ) 「 島根における古代~中世前期の搬入土器と貿易陶磁 」 10:50~11:00 10分休憩 11:00~11:50 報告② 久保田一郎 ( 島根県立古代出雲歴史博物館 学芸員 ) 「 古代隠岐研究からみた古代出雲 」 11:50~12:50 60分休憩 12:50~13:40 報告③ 中野 高行 ( 大東文化大学 非常勤講師 ) 「 古代出雲と〈交流〉 -筑紫・吉備・大和および日本海西部海域沿岸諸国との 経済的・政治的・文化的交流-」 13:40~13:50 10分休憩 13:50~14:40 報告④ 篠崎 敦史 ( 新潟大学人文社会科学系 講師 ) 「 10~12世紀の東アジアと日本海を行き交う人びと 」 14:40~15:00 20分休憩 15:00~16:30 シンポジウム/討 論 18:00~ 懇親会 炉端かば松江駅前店 《注意事項》 大会当日は、島根県立八雲立つ風土記の丘の駐車場を使えます。 会場参加の方は、島根県立八雲立つ風土記の丘の企画展を無料でご覧になることができます。 今年は懇親会と巡見をおこないます。ふるってご参加くださいませ。 博物館のまわりは売店・飲食店がございません。ご注意くださいませ。希望者にはお弁当を用意します。(1000円予定) なるべく通信環境の安定に努めますが、ご自宅などの通信が悪い場合、参加費の返金はできないことご理解くださいませ。 見学会のご案内 8/25(日) 見学会 09:00 JR松江駅発 09:50~10:20 曽枳能夜神社(斐川町神氷) →大社基地跡(車窓) 10:55~11:25 湊社 (出雲大社摂社) 12:00~12:50 昼食 (各自) 13:00~14:00 出雲大社 御垣内参拝 (千家権宮司案内/希望者のみ) 14:00~15:30 古代出雲歴史博物館 →坪背山・浜山丘陵(車窓) 15:50~16:20 山持遺跡/青木遺跡 →旅伏山(車窓) 16:40~17:30 都牟自神社(斐川町福富) 斐川公園(斐川町直江) 17:50 出雲空港着 東京最終便19:25発/大阪最終便19:00発 18:30 JR松江駅着 最終やくも18:58発/サンライズ19:26発 米子空港連絡バス最終18:50発 《注意事項》 見学会の参加費は、会員・学生(博士課程以下) 1500円/非会員 2500円となります。あらかじめ金融機関へお振込みください。 見学会のみの参加は承っておりません。会場参加者にかぎらせていただきます。 当日キャンセルはできないのでご注意ください。キャンセルされる方は、前日(8/24 土)16:30まで受付にお申し出ください。 見学会の移動に貸切バスをご用意いたします。マイカー・レンタカーでのご参加はご遠慮ください。 出雲大社では参拝がありますが、信教の自由により希望者のみ行います。 交通状況などにより見学地や到着時刻が変更になる場合もございます。飛行機・列車などの乗り遅れが生じた場合でも当会は一切の責任をおいかねます。
- 出雲古代史研究33号と次号原稿募集
【 2023/12/31 日まで 】#出雲古代史研究会 | Izumo Ancient History Studies Group(#島根県)は、会誌『#出雲古代史研究』をおおむね年に1回発行しています。今年の2023年(令和5年)も、会員の皆さまのおかげで『出雲古代史研究』33号をだすことができました。厚くお礼を申し上げる次第です。 → 出雲古代史研究会について → 会誌『出雲古代史研究』各号紹介 恒例の大会特集号です。 特集:古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題 舟久保大輔「ヤマタノヲロチ退治神話と斐伊川」 平石 充「古代神門郡における灌漑水利と風土記社」 原 慶三「出雲国造の補任・継承と文書」 瀬戸 浩二「宍道湖に記録された斐伊川東流とたたら製鉄の影響」 アンデス・カールキビスト「英訳注論:『出雲国風土記』6」 ぜひ、ご味読ください。 非会員の方も、会誌『出雲古代史研究』を買うことができます。 サイトにある会誌ご紹介ページ をご確認のうえ、申込みフォームよりバックナンバーをお申込みくださいませ。会誌『出雲古代史研究』は絶版となりやすいため、確実に入手したい方は、会員になることをおすすめいたします。 また、『出雲古代史研究』34号の原稿を募集します。投稿できる者は会員のみです。これを機に 出雲古代史研究会へ入会しませんか? ご投稿を希望される方は、 20 23年12月末日 までに 当会サイトご投稿のお願い(投稿規定) をご一読のうえ、 当会サイト原稿受付フォーム へご連絡をお願いします。投稿規程は『出雲古代史研究』第33号80ページにもございます。なにとぞよろしくお願いします。
- 募集)島根大学-2024年度
#島根大学( #島根県松江市)法文学部・大学院人間社会科学研究科は、このたび次のとおり、 #日本古代史 の教員を公募します。 島根大学 > 2024年7月25日 島根大学学術研究院人文社会科学系(日本古代史)教員公募について【9/20締切】 女性限定/講師または准教授 日本古代史のほか漢文学に関わる授業も担当できる方 (9/20 金まで) 提出書類の様式及び記入要領はこちら
- 企画展「海上の覇者 奥才古墳群」
#鹿島歴史民俗資料館( #島根県松江市 )は、 #佐太神社 (出雲国二宮)のすぐそばにある資料館です。このたび #奥才古墳群 が #松江市指定文化財 に指定されました。これをうけて資料館は、昨年に続き次のとおり企画展をひらいているところです。感染予防をとったうえでお運びくださいませ。 → 鹿島歴史民俗資料館について → 佐太神社 コトバンク 2024年度 企画展 海上の覇者 奥才古墳群 期 間:2024年1月20日(土)~9月27日(金)毎週月曜休 時 間:午前09:00~17:00(入館は16:30まで) 場 所: 鹿島歴史民俗資料館 (島根県松江市鹿島町名分1355-4) → 交通アクセスのページ ( 一畑バス 恵曇線 約30分 /松江駅 北口 6番バス乗り場) 入館料:一般・大学生300円/高校生以下無料
- 企画展「海上の覇者 奥才古墳群」
#鹿島歴史民俗資料館(#島根県松江市)は、#佐太神社(出雲国二宮)のすぐそばにある施設です。資料館は、#奥才古墳群 が #松江市有形文化財 に指定されることをうけて次の企画展をひらくことになりました。感染予防をとったうえでお運びくださいますようよろしくお願いします。 → 鹿島歴史民俗資料館について → 佐太神社 コトバンク 2023年度 企画展 海上の覇者 奥才古墳群 期 間:2023年8月3日(木)~9月10日(日)毎週月曜休 時 間:午前09:00~17:00(入館は16:30まで) 場 所: 鹿島歴史民俗資料館 (島根県松江市鹿島町名分1355-4) → 交通アクセスのページ ( 一畑バス 恵曇線 約30分 /松江駅 北口 6番バス乗り場) 入館料:一般・大学生300円/高校生以下無料
- 安来市歴史文化講座「歴史を動かした気候変動」
このたび、島根県安来市は、安来市歴史文化講座「歴史を動かした気候変動-過去数千年間の寒冷化と温暖化-」をひらくことになりました。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加くださいませ。 第19回 安来市歴史文化講座 歴史を動かした気候変動 -過去数千年間の寒冷化と温暖化- 日 時:2024年9月28日(土)14:00~15:30 会 場: 和鋼博物館 映像ホール (島根県安来市安来町1058) → 交通アクセスのページ 参 加:無料/事前申込み不要 講 師: 齋藤文紀 ( 島根大学エスチュアリー研究センター 特任教授)
- 館長講座2024
#出雲弥生の森博物館(#島根県出雲市)は、 #四隅突出型墳丘墓(西谷墳墓群)を紹介するためにつくられた博物館です。このたび、花谷浩館長による館長講座をひらくことになりました。全3回ですが、個別に参加することもできます。感染予防をとったうえでご参加くださいませ。 → 西谷墳墓群について 2024年館長講座 出雲市内の古代中世寺院 日 時:2024年10月27日(日)14:00~16:00 会 場:① 出雲弥生の森博物館 たいけん学習室 (島根県出雲市大津町2760) → 交通アクセスのページ ②オンライン配信 演 題:出雲市内の古代中世寺院①-備後から吹き寄せた蓮華の風- 参 加:300円 | オンライン無料/事前申込み/先着80名 日 時:2024年11月23日(土・祝)14:00~16:00 会 場:① 出雲弥生の森博物館 たいけん学習室 (島根県出雲市大津町2760) → 交通アクセスのページ ②オンライン配信 演 題:出雲市内の古代中世寺院②-出雲臣の造寺活動- 参 加:300円 | オンライン無料/事前申込み/先着80名 日 時:2024年12月22日(日)14:00~16:00 会 場:① 出雲弥生の森博物館 たいけん学習室 (島根県出雲市大津町2760) → 交通アクセスのページ ②オンライン配信 演 題:出雲市内の古代中世寺院③-島根半島に出現した『聖の住処』- 参 加:300円 | オンライン無料/事前申込み/先着80名 《申込み方法》 ①対面(受付09:00~17:00) 電 話:0853-25-1841 FAX :0853-21-6617 メール:yayoi@city.izumo.shimane.jp 氏名・電話番号 ②オンライン(受付09:00~17:00) メール:yayoi@city.izumo.shimane.jp 氏名・電話番号
- 日本海地域と渤海使 第4回
委員 吉永壮志 前回のコラムでは、陸上交通・水上交通いずれにおいても要衝となる地に置かれた駅に併設されていたと考えられる越前の松原客館(駅館)や能登の客院に渤海使(ぼっかいし)が滞在していたことを紹介しました。このような北陸道における動向を踏まえ、山陰道、とりわけ隠岐や出雲に来着した渤海使がどこに滞在していたと考えられるのかお話したいと思います。 渤海使のうち、記録上、出雲に来着したことがわかる最初の事例は大使王孝廉(おうこうれん)一行です。おそらく鬱陵島(ウルルンド)を経由し、弘仁5年(814)9月30日に出雲に来着した王孝廉は、入京して翌弘仁6年(815)の元日朝賀などの儀式に参加し、叙位や禄に預かったのち、勅書を授けられて京を出発し帰途に就いています(『日本後紀』(にほんこうき)弘仁5年9月30日・11月9日条、弘仁6年正月1日・7日・16日・20日・22日条)。 渤海への出航前の出雲滞在中、大使王孝廉は漢詩を詠んでおり、それが嵯峨天皇の勅撰漢詩集『文華秀麗集』(ぶんかしゅうれいしゅう)上、贈答に収められています。 従 二 出雲州 一 書 レ 情、寄 二 両箇勅使 一 。一首。 王孝廉 南風海路速 二 帰思 一 、北雁長天引 二 旅情 一 。 頼有 二 鏘鏘双鳳伴 一 、莫 レ 愁多日住 二 辺亭 一 。 出雲州より情を書し、両箇の勅使に寄す 一首 王孝廉 南風海路帰思を速(うなが)し、北雁長天旅情を引く。 頼(さいわい)に鏘鏘なる双鳳の伴ふこと有り、 愁ふること莫れ多日辺亭に住まふを。 出雲に滞在中の王孝廉が帰国への思いを2人の勅使に寄せた上記の漢詩を意訳すれば、海路に吹く南の風が故郷に帰りたいという思いをかりたて、長く広い空を北からやって来た雁が旅情を催させる。幸いなことにつがいの鳳凰が航路近くで連れだっているため、長らく「辺亭」にいることを憂う必要はないという内容になります。 ここで注目すべきは、王孝廉が出航するまでの間、出雲にある「辺亭」に長らく滞在しているということです。この「辺亭」がいったいどこにあったのか、王孝廉一行の場合からだけではわかりませんが、他の渤海使の事例から、ある程度うかがい知ることができます。 例えば、天長2年(825)に隠岐に来着した渤海使高承祖(こうしょうそ)は出雲に(『類聚国史』(るいじゅうこくし)巻194渤海下、天長2年12月3日・7日条)、貞観3年(861)に隠岐に来着した渤海使李居正(りきょせい)も出雲に安置されており(『日本三代実録』(にほんさんだいじつろく)貞観3年正月20日条)、出雲に渤海使の滞在施設があったことがわかります。 ここで想起すべきは、越前の松原客館(駅館)や能登の客院の立地で、水上交通・陸上交通の要衝に置かれた駅に併設されていたということです。 『延喜式』(えんぎしき)兵部式82山陰道駅伝馬条には出雲国の駅として野城・黒田・完道・狭結・多伎・千酌の6駅が確認できますが、このうち、隠岐に来着した渤海使が安置された出雲とかかわるのは出雲・隠岐両国間を結ぶ千酌駅です。 しかも、先に述べた渤海使李居正は島根郡に、貞観18年(876)に出雲に来着した渤海使楊中遠も島根郡に安置されており(『日本三代実録』元慶元(877)年正月16日条)、先に挙げた6駅のうち島根郡内にあるのは千酌駅だけです。 つまり、王孝廉が滞在した「辺亭」は千酌駅周辺に設けられていた可能性が高いと考えられ、千酌駅の比定地である松江市美保関町千酌周辺でなにかみつかればと淡い期待を抱いています。 なお、強い望郷の念を詠み、航海がうまくいくことを願った王孝廉ですが、残念ながら渡航に失敗し、帰国を果たせずに日本で亡くなってしまいます。当時の航海が困難を伴うものであったことを物語ります。 →次回更新2024年9月15日(日) → 出雲古代史研究会大会ご案内ページ
- 東三条院藤原詮子と出雲
委員 大日方克己 「光る君へ」で重要な役回りで登場する東三条院藤原詮子。弟道長を内覧にするよう尽力し、伊周の排除に一役買ったりする場面が描かれていました。実際に皇太后(国母)として天皇を後見する政治的影響力の大きさが注目されています。そんな東三条院詮子は出雲国とも関係がありました。 「 出雲国正税返却帳 」(九条家本延喜式裏文書、東京国立博物館所蔵)と呼ばれている11世紀後半の文書が残っています。この文書は、延久3年(1071)から承保2年(1075)ころまで出雲守だった藤原行房の受領考課(任期中の勤務評定)に必要な税帳勘会(財政監査)の結果として作成されたものです。過去百数十年間の出雲国府の財政支出の一部が断続的に記されています。 そのなかに、出雲国の正税(公的財源)から政府への貢納として、①長保2年(1000)2月7日付の「東三条院御賀料」麻布200段、②長保3年(1001)閏12月29日付の「東三条院法会料」麻布100段が記されています。 ①の東三条院御賀とは、詮子の四十賀、つまり四十歳の祝賀行事のこと。長保3年(1001)10月9日に開催されました。準備が前年長保2年の相当早い時期から始まっていたことがわかります。長保2年(1000)12月16日に皇后定子が亡くなったこともあって、翌長保3年(1001)3月10日に開催することになりました。 ところが直前になって、疫病の流行で京中に死者があふれかえる状況になったため延期され、さらに詮子の体調不良が重なって、ようやく10月9日に開催の運びとなったのです。 当日は、藤原道長の土御門邸に一条天皇・中宮彰子が行幸し、多くの公卿も集まって饗宴、歌舞、管弦が繰り広げられました。 そのきらびやかで盛大な様子は、藤原実資の『小右記』や藤原行成の『権記』に記録され、『栄花物語』や『大鏡』にもハイライトシーンの一つとして描かれています。なかでも道長の子田鶴(たづ、後の頼通)と巌君(いわお、後の頼宗)の舞には、天皇をはじめ参列者みな感動したとされています。 この祝賀の費用は出雲国だけが特別に負担したわけではなく、多くの国々に割当てられたものでした。たとえば祝賀品として藤原公任らが和歌を書き連ねた屏風が贈られました。その費用は和泉と尾張が負担します。この時の和泉守は橘道貞、和泉式部の夫です。尾張守は大江匡衡、赤染衛門の夫です。大江匡衡は当時を代表する文人貴族。赤染衛門も和泉式部も代表的な女性歌人、「光る君へ」でもたびたび登場します。このようなつながりも、費用負担割当ての背景にはあったでしょう。 東三条院と出雲国のつながりのカギは出雲守源忠規(光孝源氏)です。東三条院の院司(別当〈管理職〉)の一人でした。別当は何人もおり、そのトップは大納言藤原道綱(詮子・道長の兄)。忠規はこの参賀に先立って東三条院別当を再任され、参賀の翌日にはその功績で位が昇進します。 院司や摂関家などの家司(上級家政職員)が国司(受領)に任じられると、受領として院や摂関家に奉仕することが多く、忠規も出雲国の受領として東三条院への各種奉仕を率先して行っていたと思われます。 「正税返却帳」にみえる支出は、あくまでも帳簿上の表向きであって、実際には出雲国から徴収し、受領自身の収入として蓄財した私富を経済的基盤として、多くの奉仕していたと思われます。ただし、忠規が出雲守に任じられたのは長保3年(1001)のことで、長保2年(1000)に参賀料を負担したのは、前任者のときだった可能性が高そうです。前任者がだれかは不明です。 さて、このように参賀は盛大に行われましたが、東三条院の体調は依然として良くありません。閏12月5日ころから容体が悪化、16日に一条天皇が見舞いに訪れますが、その後出家します。東三条院別当だった藤原行成の邸宅に移りますが、とうとう22日の酉刻(18時ころ)亡くなってしまいます。四十の祝賀を受けてから、わずか3か月余りのことでした。 翌23日には当座の費用として内裏から絹100疋・本絹200疋・布1000端・米300石などが送られ、24日には葬送のために諸事の手配・分担や費用の諸国への割当てが決定されます。そしてその夜、鳥辺野(とりべの)で葬送されました。鳥辺野は京の葬送地の一つで、今の清水寺周辺から大谷墓地のあたりとされています。 28日には初七日の読経が諸寺で行われ、明けて長保4年(1002)正月1日には、法華経供養が行われます。当然、朝廷の正月行事は中止されています。6日に二七日(にしちにち)、13日に三七日(さんしちにち)と七日ごとの読経が諸寺で続き、2月10日に七七日(しちしちにち)、つまり四十九日の法会が行われます。 ②の長保3年(1001)閏12月29日付「東三条院法会料」は、この四十九日法会の費用でしょう。法会の当日には、皇太后遵子、中宮彰子をはじめとした后たち、皇太子居貞親王のほか、左大臣道長をはじめとした多数の公卿たちから合計で布3700端もの大量の布施が寄せられました。 こうした布施のほか、法会の場の設営、物品、多数の僧や参列者への応対など莫大な費用と人員が動員されたことは容易に想像できるでしょう。出雲国からはそうした費用の一部を進上するとともに、東三条院別当の出雲守源忠規自身による経済的奉仕も大きかったと推測されます。 忠規のその後は史料が残されていないためわかりません。出雲守・出雲国と東三条院との関わりはこれで終わりですが、その後も、政府からの各種事業の費用負担が割当てられたり、出雲守が受領として蓄積した私財を投じて、政府事業や摂関家、後には白河院など院政を行った院へ奉仕することが続いていきます。 もちろん、もろ手をあげて喜んで奉仕したとは限りません。受領にとっては重い負担になります。ときにはそれを逃れようとあの手この手を繰り出す受領もいました。その悲喜こもごもも、この時代の政治、財政構造をあぶりだす格好の素材になりますが、それはまた別の機会したいと思います。 《参 考》 『 松江市史 通史編1自然環境・原始・古代 』(松江市史編集委員会、2015年、本体5000円)、pp.744-745、p.789 服藤早苗 / 高松百香 編『 藤原道長を創った女たち 』( 明石書店 、2024年、本体2000円)