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723 results found with an empty search

  • #卒論修論一口指南

    このごろ人文社会学でも論文を書くためのハウツー本が相次いでだされるようになりました。本書は卒業論文と修士論文を書くための具体的なノウハウをコンパクトにまとめたすぐれものです。大学生や大学院生 だけでなく、初学者にも大変おすすめ。 #田中草大『#卒論修論一口指南』文学通信、2022年、本体1600円 →電子書籍もあります ほかのハウツー本とあわせて読みながら論文を書いてみませんか? 《参考》 togetter(ツイッターのまとめツイート)2018年9月11日更新「カナダの歴史教育」Yonge_Highway7さんの #カナダ の #歴史教育 解説。カナダも大人の国である。 togetter(ツイッターのまとめツイート)2019年8月31日更新「アメリカ小学校の自由研究における問い、仮説、実験検定という科学的方法論テンプレートについて」

  • 特別展「海をひらく」

    #鹿島歴史民俗資料館(#島根県松江市)は、#佐太神社(出雲国二宮)のすぐそばにある施設です。資料館は、ただ今、2022年度特別展をひらいているところです。感染予防をとったうえでお運びくださいますようよろしくお願いします。 →鹿島歴史民俗資料館について →佐太神社 コトバンク 2022年度 特別展 海をひらく -弥生・古墳時代の海民- 期 間:2022年10月16日(日)~2023年1月15日(日)毎週月曜休 時 間:午前09:00~17:00(入館は16:30まで) 場 所:鹿島歴史民俗資料館(島根県松江市鹿島町名分1355-4) →交通アクセスのページ(一畑バス 恵曇線 約30分/松江駅 北口 6番バス乗り場) 入館料:一般・大学生300円/高校生以下無料 関連講座 演 題:弥生・古墳時代の日本海交流と出雲 講 師:池淵俊一(島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 調整監) 日 時:2022年10月29日(土)10:00~11:30 場 所:鹿島ふれあい館(島根県松江市鹿島町北講武885-5) →交通アクセスのページ 申込み:無料/事前申込み/先着50名

  • 企画展「狭田国開発史」

    #鹿島歴史民俗資料館(#島根県松江市)は、#佐太神社(出雲国二宮)のすぐそばにある施設です。資料館は、ただ今、2022年度企画展をひらいているところです。感染予防をとったうえでお運びくださいますようよろしくお願いします。 →鹿島歴史民俗資料館について →佐太神社 コトバンク 2022年度 企画展 狭田国(さだのくに)開発史 期 間:2022年4月17日(日)~2022年10月9日(日)毎週月曜休 時 間:午前09:00~17:00(入館は16:30まで) 場 所:鹿島歴史民俗資料館(島根県松江市鹿島町名分1355-4) →交通アクセスのページ(一畑バス 恵曇線 約30分/松江駅 北口 6番バス乗り場) 入館料:一般・大学生300円/高校生以下無料 海に面した鹿島町は、海のめぐみで歴史・文化をつちかってきたまちの一つです。古くは縄文時代の貝塚、韓半島の土器が、比較的、新しいところでは、魯迅(中国の小説家)と増田渉(#島根大学)の友情の証ともいえる資料群など、海まちならではの地域のお宝がたくさんあります。あわせてご覧下さいませ。

  • 出雲国風土記百景(第28景の続き)

    今回は前回の続きなので、百景とはいいがたく、28景のつづき、とした。 再度この辺りを回りながら、まあとりあえず島らしいものを紹介することとしたい。全体地図は下の通りで、意宇郡の東側の島に当たる。 ①粟島 現在は米子市彦島町だが、近世初頭の国絵図では島になっている。西側は今も中海に突き出す。丘陵上には粟島神社があり、社叢は鳥取県天然記念物。よく知られるように伯耆国風土記逸文の粟島であることはほぼ間違いないと思われる(近くに余戸の遺称地名がある)。北から見ると芦原の中の島のように見えるが、残念ながら耕作放棄地か。 【北側から見た粟島 2022年10月15日撮影】 北裾に少彦名が降り立ったとされる岩、また西裾に八百比丘尼の岩屋がある。 【少彦名の降り立った岩 2022年10月15日撮影】 【八百比丘尼の岩屋 2022年10月15日撮影】 ②は粟島東方の砂堆である【写真なし】。ちゃんと調べていないが、おそらく内浜砂丘の残存丘とおもわれるが、結構な山になっている。これはこれで面白いのだが、市街化が著しく、それらしい写真を撮るのが難しかった。地図にこの部分の標高着色図をつけているので参照。ただし、現在砂丘はほとんど削平されているので、現状は島状をなすが、本来は砂丘列か。 ③米子公園内の清洞寺跡。近世国絵図や米子城下絵図をみると、この部分が西の突端で、港湾となっており、亀島と呼ばれる島で、城下町と陸繋される。現在は公園内の池であるが、島だったころの雰囲気はよく残る。亀島は巨岩が点々とする磯であることに由来すると思われるが、『風土記』には加茂島があり、現在は安来港の亀島に比定されているのでこれも重要かもしれない。 【米子公園内 亀島 清洞寺跡 2022年10月15日撮影】 ⑤萱嶋 米子湾の現在の彦島干拓地からは極めて近い島だが、安来市に属する。このあたり、近世に出雲・伯耆どちらに属していたのか要検討だが、藩境争いや漁場の争いはまだ確認していない。いわゆる江島干拓では、それなりに相互の絵図に出てきたりする。昭和初期には料亭が設置され、米子市から渡海していたとの話がインターネット上で確認できる。 【安来市萱嶋 粟島神社の上から 2014年10月26日撮影】 【南から見る萱嶋 2022年10月15日撮影】 ⑥松島 萱嶋の東にあり、これは安来市側に近い。 【粟島神社から見た松島 2014年10月26日撮影】 【南から見る松島 2022年10月15日撮影】 【南から見た、⑥松島・①粟島・⑤萱嶋 2022年10月15日撮影】 ④穂日島 県境付近にある島で、『風土記』の支布佐社を継承するとされる支布佐神社の境内地である。島の名前も、祭神の天穂日命による。この付近にはアメノホヒの神陵とされる神代塚古墳もあり、これらの伝承がいつ形成されたのかは興味のあるところである。 これも岩塊からなる小島で、形状からは亀島とでも名付けたいところである。現安来市。 【米子市錦海団地より撮影 撮影日時不詳】 ⑦沖俎岩 いわゆる岩礁だが、こんな感じで、近くに船舶に危険を知らせるための灯台がある。以前、水上で調査した時もこの辺りには近づけなかった。 【東から見た沖俎岩 2022年10月15日撮影】 ⑧十神山 安来市十神町の十神山で、これは『風土記』記載の199砥神島でよいと思われる。現在は陸につながっているが、近世初頭の国絵図では島である。写真左端が①の粟島。 【安来港から見た十神山 2022年10月15日撮影】 ⑨亀島 安来港にあり灯台が設置されている。これも岩塊からなる小島で、形状からは亀島である。『風土記』の200加茂島に宛てられており、記載順から言うとその通りであるが、加茂島の名称自体は、伯耆の国に多いカモ部に由来で現在の亀島の名称とは無関係、という可能性もありそうだ。 あくまでも現代の状況であるが、島の形としては③(亀島)・④(穂日島)・⑨(亀島)はよく似ているといえる。 【安来港から見た亀島 2022年10月15日撮影】 続く(次回は11月5日掲載予定) (平石 充)

  • 現代語訳 小右記15巻

    平安時代のころから貴族たちは政務の参考とすべく日記を書き続けました。『#小右記』は、#藤原道長 と同じころに生きた、#藤原実資 が書いた日記です。その現代語訳の第15巻がでました。 倉本一宏 編 『現代語訳 小右記』全16巻 本体3200円、吉川弘文館、2022年10月 [最新刊]15巻 万寿4年(1027)7月~長元2年(1029)10月 道長薨去 病に苦しんでいた藤原道長は、娘の妍子(三条天皇中宮)の後をおうようにして亡くなりました。時に62歳。実資は道長や妍子が亡くなるまでのできごとを克明に書き残します。こうして一つの時代がおわり、息子の藤原頼通の時代が幕をあけるのです。 《参 考》 小右記講読会 服部敏良『王朝貴族の病状診断〈新装版〉』吉川弘文館、2020年1月、本体1900円 [近刊]新古代史の会『人物で学ぶ日本古代史3』吉川弘文館、2022年11月、本体1900円

  • 歴研例会 2022-10

    #歴史学研究会(#東京)は、最大手の学会の一つです。このたび次のとおり10月例会をひらくことになりました。ご多用の折のうえに直前のご紹介ですが、#出雲国造 と #神賀詞 についての報告もあります。これから歴史学を学びたい方もぜひご参加くださいませ。 →歴史学研究会について →会誌『歴史学研究』 歴史学研究会 日本古代史部会 2021年10月 例会 日 時:2022年10月30日(日)15:00~17:45(14:45より開場) 参 加:無料/事前申込み[10/28 金まで]/学部生も大歓迎 その他:リモート飲み会もあります 報 告:①古川 堅梧(立教大学) 「出雲国造の変遷と出雲国造神賀詞奏上儀礼の意義」 ②立原 遼平(公財 鹿嶋市文化スポーツ振興事業団) 「鹿島郡家跡についての考古学的研究」

  • 松江に文書館ができたなら

    #アーカイブズ とは様々な記録のうち重要な記録を将来のために保存する施設(文書館)、もしくは資料そのものをさします。島根県松江市も文書館をつくる準備をすすめているところです。 その一環としてこのたび延期となっていた #アーカイブズカレッジ講演会 をひらくことになりました。文書館(アーカイブズ)ができたら私たちの暮らしにどういかされるのでしょうか?ご一緒に考えてみませんか? →アーカイブズ・カレッジについて(国文学研究資料館) →松江市文書館(仮称)整備構想 アーカイブズカレッジ講演会 松江に文書館ができたなら 日 時:2022年10月29日(土)14:00~16:00 会 場:松江市市民活動センター(島根県松江市白瀉本町43)5階 交流ホール 申込み:事前申込み不要

  • 遺跡展「斐伊川の古代とくらし」

    今年の2022年に奥出雲多根自然博物館(島根県仁多郡奥出雲町)は開設35周年、尾原ダム完成10周年という節目をむかえました。おめでとうございます。これにあわせて尾原ダム地内の遺跡展「斐伊川の古代とくらし」をひらいているところです。ぜひお運びくださいませ。 尾原ダム地内遺跡展 斐伊川の古代とくらし 期 間:2022年10月5日(水)~10月17日(月)毎週火曜休 時 間:10:00~16:00 会 場:奥出雲多根自然博物館 2階企画展示室(島根県仁多郡奥出雲町佐白236-1) →交通アクセスのページ 入館料:大人 500円/大学生高校生 300円/小中高生 200円

  • 企画展「出雲と吉備」

    #島根県立古代出雲歴史博物館(#島根県出雲市)は、次のとおり企画展をひらくことになりました。 →新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のお願い 企画展 出雲と吉備 期 間:2022年10月7日(金)~12月4日(日) 時 間:09:00~18:00(入館は17:30まで) 会 場:島根県立古代出雲歴史博物館 特別展示室(島根県出雲市大社町杵築東99-4) →交通アクセスのページ 入館料:一般当日 700円/大学生当日 400円/小中高生 200円 WEB限定前売券[8/28 日まで] ローソンチケット前売り券[Lコード:63301 8/28 日まで] 主 催:島根県立古代出雲歴史博物館/島根県古代文化センター 特別協力:岡山大学/イタリア文化会館-大阪 関連講座(会場+オンライン)

  • 第74回 正倉院展

    正倉院宝庫はもと東大寺の正倉(倉庫)でした。毎年、秋になると勅封がとかれ、宝物を点検が行われます。これにあわせて一般公開する正倉院展もひらかれます。ご関心がある方はいかがでしょうか? →正倉院展について 第74回 正倉院展 期 間:2021年10月29日(土)~11月14日(月)会期中無休 時 間:09:00~18:00(金・土・日・11/3 水祝 20:00まで/入館60分前まで) 場 所:奈良国立博物館 東新館・西新館(奈良県奈良市登大路町50) →交通アクセスのページ 入館料:完全予約制[9/26 月 10:00~ 先着順] 2022年度 秋期特別展 奈良文化財研究所70周年記念・平城宮跡史跡指定100周年記念 地下の正倉院展 -平城木簡年代記〔クロニクル〕- 期 間:2022年10月15日(土)~ 11月13日(日)月曜休 前期:10月15日(土)~10月30日(日) 後期:11月01日(火)~11月13日(日) 時 間:09:00~16:30(入館16:00まで) 場 所:平城宮跡資料館 企画展示室(奈良県奈良市佐紀町) →交通アクセスのページ 入館料:無料

  • 特別展「古代出雲の中心地・松江」

    松江歴史館(#島根県出雲市)は、次のとおり特別展をひらくことになりました。 →新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のお願い 特別展 古代出雲の中心地・松江 -田和山・神後田から国府・国分寺へ- 期 間:2022年10月14日(金)~12月11日(日)毎月曜休 時 間:09:00~17:00(入館は16:30まで) 会 場:松江歴史館 企画展示室(島根県松江市殿町279) →交通アクセスのページ 入館料:一般当日 600円/小中高生 300円 記念講演会 会 場:松江歴史館 歴史の指南所(島根県松江市殿町279) 参 加:無料/事前申込み[?]/先着60名

  • 2022年度 日本史研究会 大会

    #日本史研究会(#京都)は、日本で最大手の歴史学会の一つです。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染予防のため、今年度の大会は対面とオンラインのハイブリッドにてひらくことになりました。感染の状況により、全面オンラインへ切り替わることもありえます。最新のお知らせをお確かめくださいませ。 →日本史研究会について →会誌『日本史研究』 2022年度 日本史研究会 大会 日本社会の歴史的展開と秩序の変容 日 程:2022年10月08日(土)13:00~17:30 全体会シンポジウム 2022年10月09日(日)09:30~17:00 共同研究報告 会 場:花園大学(京都府京都市中京区西ノ京壺ノ内町) →交通アクセスのページ 参 加:会員1000円/非会員1500円/学部生500円 ①ゆうちょ銀行 01070-6-25712 加入者名 日本史研究会 ※ほかの金融機関からのお振込み 一〇九 店(イチゼロキユウ店) 当座 0025712 ②京都銀行 府庁前支店(普通)835974 日本史研究会代表 横田冬彦 申込み:事前申込み[会 員 09/01 金~非会員 09/08 水~10/05 水まで] 第一会場(古代・中世)対面200名/オンライン300名/先着順 その他:オンライン書籍展示

  • 令和4年度 新鳥取県史を学ぶ講座

    この講座では、『新鳥取県史資料編』(考古1~3巻)の編さんに関わって行った調査結果や最新の研究成果から浮かび上がった、縄文時代から奈良時代までの鳥取県域の新たな歴史像を紹介します。 令和4年度 新鳥取県史を学ぶ講座 考古学研究による新しい歴史像 時 間:13:30~15:00(受付開始13:00) 会 場:鳥取県立博物館 講堂(鳥取市東町2丁目124) →交通アクセスのページ 申込み:無料/事前申込み/先着80名 ①申込みフォーム ②FAX申込み用紙 0857-22-3977 ③電話 0857-22-4620 《参 考》 『鳥取県史ブックレット19 森と生きた人々-鳥取県の遺跡から-』(鳥取県、2018年) 『鳥取県史ブックレット23 因幡・伯耆の古墳時代』(鳥取県、2021年) 『鳥取県史ブックレット21 白鳳・天平文化の華-因幡・伯耆の古代寺院-』(鳥取県、2019年)

  • 2022年度 島根史学会 大会

    【ハイブリッド】#島根史学会(#島根県)は、島根県を拠点に全時代(古代~現代)、文化財の保全(#初代松江警察署庁舎 ・ #古文書)、歴史教育など島根県にかかわる歴史にについてトータルな活動をおこなう学術団体です。今年の2022年度大会・総会は、次のとおりひらくことになりました。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加のほどよろしくお願い申し上げます。 →島根史学会について →会誌『島根学会会報』 ハイブリッド開催 2022年度 島根史学会 大会・総会 日 時:2022年9月24日(土)13:00~17:00 会 場:①島根県民会館 3階303会議室(島根県松江市殿町158) →交通アクセスのページ ②オンライン 参加費:会員無料 | 非会員300円 申込み:事前申込み[?まで] 報 告:①倉恒 康一 (島根県教育庁文化財課世界遺産室) 「戦国期杵築大社信仰の一側面-備後永明寺史料を使って-」 ②竹永 三男(島根史学会会員) 「1939年の中国・山西戦線における従軍画家加納辰夫(莞蕾)の戦場体験」 講 演:井上 寬司(島根大学 名誉教授) 「中世島根地域史研究の歩みと史料集編纂の課題」 《参 考》 石見銀山世界遺産センター 加納佳世子『画家として、平和を希う人として』メディアイランド、2015年、本体1800円 『新修島根県史』1965~1968年

  • 出雲国風土記百景(第27景)

    【羽嶋と意宇郡の島】 【2017年9月28日撮影】 平地に忽然とあらわれた独立丘で、古墳のようにも見えるが、現在の安来市飯島町の羽島神社のある丘である。飯島町、おもわず「いいじま」と読みたくなるが、よみは「はしま」で、この山に由来する。※なお、実際は隣に工場やタンクがあったりします。 2枚目は毘女塚古墳のある丘陵から遠望したもの。 やはり平地にある独立丘である。さて、『風土記』にはこの山は意宇郡海浜部201に羽島として見え、椿・比左木・多年木・萕頭・葛があるとされる。このことから、現在と異なり、当時は島まであったことがわかる。 また、この前の島は子島、次の島が塩栯(しおたて)嶋であるので、この記述が正しければ、東側は松江市朝酌町の塩楯島まで島がなかったことになる。第23景でも紹介したが、安来市赤江町のあたりには赤江八幡宮のある山(山A・B)などがあるが、これらはすでに島ではなく、山だったことになる。 前回も書いたが、この山には名称が見当たらず『雲陽誌』にも出てこないが、よくよくみると山Aは字が豊島、Bの方はgoogleマップを見ていると、武嶺山とみえる。このあたりは赤江八幡宮(山にある神社)の方に伺えば、割と簡単にわかるのかもしれない。 話はそれるが、実際、山の名前というのは『風土記』の現地比定を行う上で一番の難題である。そもそも、山とは何を指すのか、正直自分でもわからない。これは『風土記』の山概念が、とか云う前に、現代の自分のなかでも定義できないので非常にやっかいである。だいたい、どこからが山で、どこからが平地なのか、とか。現代の呼び名もよくわからないことが多い(※火山には管理名称があると思われる)。なので軍隊式に標高○○メートルの地点、と呼ぶことが多い。 そして、『風土記』の遺称地名の残存率が最も低いのがこの山で、まあ、出雲国風土記研究で山を対象に研究を始めるのはおすすめしない。 川はこれに比べるとまだわかりやすく、いちおう県土木部河川課が管理している名称や図面がある(しばしば、地元の呼び名とは異なるが)。 さて、話を戻すと、山Aは豊島だった時代があったのかもしれない。こうなると、『風土記』の記述がすべての島を網羅しているか、問題となる。それともう一つ、意宇郡の島は妙に記載が詳しい。 この羽島にしても、それほど大きな島ではないが、どこにでも生えていると思われるありふれた植物の記載がある。そして、蚊島もふくめ他の島も皆詳しい。このあたりは何か理由がありそうだが、そのあたりは、次回以降に検討したい。 (平石 充) ※取材なども含め、1月ほど休載します。次回は掲載は10月8日(土)です。 ・写真は加工されており、資料的価値ありません。写真としてお楽しみください。 ・本文中のアラビア数字は沖森卓也・佐藤信・矢嶋泉編『風土記』山川出版の行数です。 ・解説は撮影者によるもので、出雲古代史研究会の公式見解ではありません。 ・写真の無断転用はお断りします。

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