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この検索では、出雲古代史研究会の公式サイトおよびブログ記事の全文を対象に、キーワード検索ができます。

例)出雲国風土記,会誌〇号

空の検索で799件の結果が見つかりました。

  • 特別講座「隠岐・出雲の古代史研究のいま」

    このたび、 #壱岐市立一支国博物館( #長崎県壱岐市)が 特別講座 「隠岐・出雲の古代史研究のいま」をひらくことになりました。当会の会員が報告します。ご都合がつきそうな方はいかがでしょうか? 特別講座 隠岐・出雲の古代史研究のいま 日 時:2024年9月22日(日)14:00~ 会 場: 一支国博物館3階 多目的ホール (長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1)     → 交通アクセスのページ 参 加:無料/定員180名 講 師:久保田一郎(島根県立古代出雲歴史博物館)→ 出雲古代史研究会の会員です

  • 2024年度 日本史研究会 大会

    #日本史研究会(#京都)は、日本で最大手の歴史学会の一つです。今年度の大会も対面とオンラインのハイブリッドにてひらくことになりました。台風などによる中止の判断は、10月10日(木)の午前中までにサイトなどで告知するそうです。最新の情報をお確かめくださいますようお願いいたします。 → 日本史研究会について → 会誌『日本史研究』 2024年度 日本史研究会 大会 日本社会の歴史的展開と文化の変容 日 程:2024年10月12日(土)13:00~17:30 全体会シンポジウム     2024年10月13日(日)09:30~17:00 共同研究報告 会 場:① 佛教大学 紫野キャンパス (京都市北区紫野北花ノ坊町96)     → 交通アクセスのページ     ②オンライン 参 加:会員1000円/非会員1500円/学部生500円     ①ゆうちょ銀行      01070-6-25712 加入者名 日本史研究会     ※ほかの金融機関からのお振込み      一〇九 店(イチゼロキユウ店) 当座 0025712     ②京都銀行 府庁前支店(普通)835974 日本史研究会代表 飯塚 一幸     ③PayPalによるご送金 申込み: 事前申込み [オンラインのみ/会員 9 /1 日~ 非会員 9/8 日~10/9 水まで]     第一会場(古代・中世)対面200名/オンライン300名/先着順 その他:書籍展示 懇親会のご案内 日 時:2024年10月12日(土)18:00~ 会 場: 佛教大学 紫野キャンパス1号館地下1階カフェテリア「笑虹紫」 参加費:一般 4000円/学生(博士後期課程まで) 3000円 スケジュール ​10/12 土 全大会シンポジウム 対外関係の展開と日本文化・社会の変容 1号館316教室 13:00~ 報告① 皆川 雅樹 「「唐物」とは何か  -平安期の「文化」との関わりから考える-」 報告② 鹿毛 敏夫 「中世日本文化の展開と唐人・南蛮」 コメント 橋本  雄 ​10/13 日 共同研究報告 ​ ​第一会場 古代史部会 (1号館316教室) 報告09:30~11:00 討論13:30~15:00 三野 拓也 「奈良時代における就労形態の実態  -造石山寺所を中心に-」 第一会場 中世史部会​ 報告11:20~12:50 討論15:20~17:10 服部 光真 「13~15世紀における顕密寺院の展開と地域社会」 第二会場 近世史部会 (1号館313教室) 報告10:30~14:40 討論15:15~17:00 谷戸 佑紀 「近世前期の伊勢神宮と武家政権  -祈願・祭礼を素材として-」 松本 和明 「近世後期における地方朱印地寺院の寺中構造と本末関係  -出羽国山形宝幢寺の寺中改革・智山移転地問題を事例に- 」 第三会場 近現代史部会 (1号館420教室) 報告10:00~12:40 コメント 討論14:00~17:00 ​共通テーマ 日本現代社会の形成と地域・運動 ​報告① 高田 雅士 「「開発の時代」の地域社会と歴史をめぐる住民運動  -京都府城陽市域における文化財保存と自治体史編纂-」 ​報告② 富山 仁貴 「高度成長期の社会運動と教育実践   -京都府丹後地域における「地域に根ざした教育」の誕生- 」 ​コメント 河西 英通

  • 出雲古代史研究会の発足について 第2回

    井上寛司 ところで、私は『古事記』『日本書紀』の研究者として知られる友田吉之助氏の後任として島根大学に採用されたこともあって、大学における私の責任分担は日本中世史のみならず、古代史を含むもので、「日本古代・中世史担当」というのが私の表向きの肩書きであった。そうしたことから、大学教育や学生指導の必要性もあって、日本古代史や古代島根地域史についても、可能な限り学会の動向を注視し、最新の研究成果の吸収にも努めるよう心がけた。 しかし、その重要性は認識しながらも、自ら直接古代史研究に足を踏み入れることには躊躇があり、出雲古代史に対する島根県民あるいは全国の歴史愛好家の皆さまのご期待に添えないことに大きな責任を感じていた。この当時、島根県内で文献古代史を専門的に研究しているのは野々村安浩氏と若槻真治氏の2人のみという状況が続いていて、問題を打開する道を見出すことは極めて困難に思われた。 しかし、1983年12月の岡田山1号墳の太刀銘、翌年7月の荒神谷遺跡での大量の銅剣と銅鐸の発見により、出雲古代史への興味・関心が従来にも増して大きな高まりを見せる中、もはやこれ以上(文献)古代史研究会なしでは済まされないと強く考えるようになった。 こうした状況の中で開催されたのが、ホテル宍道湖を会場とする1987年7月の第15回古代史サマーセミナーであった。このセミナーには、考古学関係者のみならず文献古代史の研究者も全国から多数参加され、大変大きな盛り上がりを見せた。そして、研究会終了後の懇親会の中で、文献による出雲古代史研究の必要性が改めて強調された。 かねてより、島根県古代史研究会の立ち上げを模索してきた私は、出雲古代史研究の持つ独自の特徴にも注目していて、研究会のあり方もそれに相応しいものにする必要があると考えていた。『出雲国風土記』を始め、「出雲国計会帳」「出雲国正税返却帳」「出雲国大税賑給歴名帳」などの諸記録・古文書や、出雲神話・出雲大社・神賀詞・新嘗会・出雲国造など、古代史料の豊かさや、検討を深めるべき問題群の多さという点で、島根地域史研究には収まりきらない、全国的な視野での検討が不可欠で、地域史研究と全国的な研究との両者の性格を併せ持つ、そうした研究会が必要だと考えたからである。 そこで、考古学者でありながら文献にも造詣が深く、東京方面に多くの知り合いを持つ内田律雄氏及び野々村安浩氏と相談の結果、『出雲国風土記』研究で再三出雲に足を運ばれている東京の関和彦氏と協議して「出雲古代史研究会」の発足を検討しようということになった。古代史サマーセミナーが終わった数ヶ月後のことであったと記憶する。 但し、私は関氏とそれほど親しいわけではなかったこともあって、関氏との折衝は専ら内田氏にお願いすることとした。内田氏は自ら東京に出向くなどして、研究会の発足に向けて大いに奮闘していただいた。 その後、思いもかけないことながら、1989年2月から、島根県益田市の県指定文化財三宅御土居跡の保存運動が起こり、私は事務局長としてこの遺跡保存運動に全精力を傾注しなければならないこととなってしまった。こうした事情もあって、出雲古代史研究会の発足に向けた諸準備は、すべてを関・内田・野々村の3氏を初めとする皆さまにお任せすることとなった。発議者であるにも関わらず、十分にその責めを果たすことができなかったことを、まことに申し訳なく思っているところである。 研究会の発足に向けた準備会での検討の結果、 代表委員や運営委員を島根と東京の両者から同数選出し、その協議によって会を運営する 年1回の総会・研究会と会誌の発行を目指す、 事務局を島根大学歴史学教室(日本史研究室)に置く、 などの基本方針が確認され、記念すべき第1回の研究会が1990年7月に島根大学法文学部棟2階会議室で開催された。私も運営委員の1人、事務局担当として選出され、この体制は私が島根大学を退職する1997年3月まで続いた。 私の退職後、その後任として着任された大日方克己氏に事務局を引き継いでいただいたが、文献古代史を中心とする出雲地域史研究会と全国的な研究団体(学会)という2つの性格を合わせ持つ本研究会のあり方は、今日に至るも基本的には変わるところがないといえるであろう。(了) ※今まで井上寛司さんの「出雲古代史研究会の発足について」をご覧くださりありがとうございました。

  • 出雲国成立と山代・大庭古墳群

    【 予定どおり開催します 】2024年は、山代二子塚(島根県松江市)や、今市大念寺古墳(島根県出雲市)などの大型古墳が、国史跡の指定をうけて100年めにあたります。これを記念して松江市は、次の関連講座をひらくことになりました。感染予防をとったうえでお運びくださいますようなにとぞよろしくお願いします。 出雲の大型古墳国の史跡指定100年 出雲国成立と山代・大庭古墳群 日 時:2024年8月31日(土)13:30~16:00 会 場: 松江市市民活動センター (島根県松江市白潟本町43)     → 交通アクセスのページ 参 加:無料/事前申込み[8/23 金まで]/定員180名 申込み:①電話 松江市役所埋蔵文化財調査課 0852-55-5284     ②FAX 松江市役所埋蔵文化財調査課  0852-55-5571     ③ インターネット (下のQRコードからも申込みできます) 講 演:①丹羽野裕(松江市文化財総合コーディネーター)     「山代二子塚古墳に眠るのは誰だ!?」     ② 佐藤 信 (東京大学名誉教授)     「日本古代史上における6世紀の出雲      -大庭山代古墳群史跡指定百周年によせて-」 その他:後ほどYouTubeにUPします

  • 大阪歴史学会 例会 2024-09

    #大阪歴史学会 (#大阪)は、日本最大手の学会の一つです。このたび、以下のとおり例会をひらくことになりました。9月は2回あります。オンライン開催ですので、ご都合がつきそうな方はご参加をなにとぞよろしくお願いいたします。 → 大阪歴史学会について → 会誌『ヒストリア』 大阪歴史学会 日本古代史部会(続日本紀研究会) 9月例会① 日 時:2024年9月6日(金)18:30~21:00 参 加:無料/ 事前申込み [9/5 木まで] 報 告: 増成 一倫     「儀制令元日国司条の機能と律令地方財政」 その他:終了後、オンライン懇親会の予定 大阪歴史学会 日本古代史部会(続日本紀研究会) 9月例会② 日 時:2024年9月27日(金)18:30~21:00 参 加:無料/ 事前申込み [9/26 木まで] 報 告: 北 将伍     「ウヂ成立前における人名の一側面-百済三書にみえる「キミ」 その他:終了後、オンライン懇親会の予定

  • ガイド養成講座 2024-09

    #島根県立八雲立つ風土記の丘( #松江市 )は、今年度も #ガイド養成講座 をひらいています。感染予防をとったうえでなにとぞご参加くださいませ。 令和6年度 第3回ガイド養成講座 中山B-1号墳の甲冑と古墳時代前期の山陰について 日 時:2024年9月21日(土)14:00~16:00 場 所: 島根県立八雲立つ風土記の丘 ガイダンス棟 (島根県松江市大庭町456)     → 交通アクセスのページ 講 師:吉村 和昭(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館) 参加費:資料代200円/事前申込み不要/先着50名 対 象:年齢をとわず風土記の丘周辺で活動可能な方     講座終了後に出雲國まほろばガイドの会の一員として活動できる方

  • 日本史研究会 大会共同報告準備会ほか2024-09

    #日本史研究会 ( #京都 )は、日本最大手の学会の一つです。このたび、次のとおり大会共同報告準備会をひらくことになりました。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。 → 日本史研究会について → 会誌『日本史研究』 日本史研究会 古代史部会 大会共同研究報告 援助 日 時:2024年9月8日(日)14:00~17:30→ 通常と曜日・開始時刻が異なります 会 場:機関紙会館5F 大会議室(京都市上京区新町通丸太町上ル春帯町)     → 交通アクセスのページ 報告①:竹内  亮     「日本古代の手工業生産における官と民」 報告②:吉野 秋二     「様工と技術労働力編成論」 日本史研究会 古代史部会 第3回 大会共同研究報告準備会 日 時:2024年9月14日(土)15:00~18:00→ 通常と曜日・開始時刻が異なります 会 場:①機関紙会館2F(京都市上京区新町通丸太町上ル春帯町)     ②オンラインZoom 参 加:対面参加…事前申込み不要/ 事前申込み [9/14 土 正午まで] 報 告:三野 拓也     「奈良時代の労働力編成-造石山寺所を中心に-」 日本史研究会 大会全体会シンポジウム9月準備報告会 日 時:2024年9月16日(月祝)13:00~18:00 会 場:①機関紙会館2F(京都市上京区新町通丸太町上ル春帯町)     ②オンラインZoom 参 加:対面参加…人数制限あり/ 事前申込み [9/14 土まで] 報告①: 皆川 雅樹     「「唐物」とは何か-平安期の「文化」との関わりから考える-」 報告②: 鹿毛 敏夫     「中世日本文化の展開と唐人・南蛮」

  • 2024年 出雲古代史研究会大会 篠崎報告

    【会場+オンライン】山陰は、考古学調査により古代山陰道などの発見が相次ぎ、最も交通研究が熱い地域です。そこで出雲古代史研究会は、2021年に「山陰をめぐる古代交通の展開」をひらきました。この時は陸上交通がメインです。今年の大会は、水上交通をメインにした、「古代出雲と日本海交通」とし、4つの報告をそろえました。 最後の報告は、篠崎敦史(新潟大学)の「10~12世紀の東アジアと日本海を行き交う人びと」です。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。 古代出雲と日本海交通 10~12世紀の東アジアと日本海を行き交う人びと 篠崎 敦史 (新潟大学) 10~12世紀の日本海海域交流は、渤海の滅亡などもあり、非常に低調な時期であるととらえられてきた。そのようななかも、東アジアの人びとは日本海にあらわれている。特に11世紀中葉からは「唐人」が頻繁にその姿をみせるようになる。彼らはなぜ日本海にあらわれ、そして史料から姿を消すのか。本報告ではこのような視点から、東アジア広域のなかで、日本海交流とその意義について明らかにしていく。 → 2024年大会のご案内ページ → 参加申込みフォーム[2024/8/15 木] 《参 考》 篠崎敦史 『 平安時代の日本外交と東アジア 』 吉川弘文館 、2023年、税込み11000円 [お詫び]篠崎さんに誤ったご尊名をのせてしまいました。謹んでお詫びを申し上げるとともに訂正いたします。

  • 2024年 出雲古代史研究会大会 中野報告

    【会場+オンライン】山陰は、考古学調査により古代山陰道などの発見が相次ぎ、最も交通研究が熱い地域です。そこで出雲古代史研究会は、2021年に「山陰をめぐる古代交通の展開」をひらきました。この時は陸上交通がメインです。今年の大会は、水上交通をメインにした、「古代出雲と日本海交通」とし、4つの報告をそろえました。 3本めの報告は、中野高行さん(大東文化大学非常勤講師)の「古代出雲と〈交通〉-筑紫・吉備・大和および日本海西部海域沿岸諸国との経済的・政治的・文化的交流-」です。 古代出雲と日本海交通 古代出雲と〈交通〉 筑紫・吉備・大和および日本海西部海域沿岸諸国との経済的・政治的・文化的交流 中野 高行(大東文化大学非常勤講師) 「経済的・政治的・文化的な交流としての広義の交通概念」を〈交通〉と表記し、石母田正と妹尾達彦氏の所説を整理して紹介する。 高句麗・渤海- 敦賀-出雲-新羅・加耶が囲む日本海西部海域の重要性を指摘する。 出雲-筑前-吉備の三角形を加味して、〈交差点〉としての出雲の特徴を明確にする中で、「幸魂・奇魂」の意義について考える。 → 2024年大会のご案内ページ → 参加申込みフォーム[2024/8/15 木] →次回更新2024年8月3日(土)予定 《参 考》 中野高行『 古代日本の国家形成と東部ユーラシア〈交通〉 』 八木書店 、2023年、本体9000円 八木書店コラム2023年12月25日 〈交通〉から日本の古代国家形成を考える 【自著解説】中野高行『古代日本の国家形成と東部ユーラシア〈交通〉』

  • 2024年 出雲古代史研究会大会 久保田報告

    【会場+オンライン】山陰は、考古学調査により古代山陰道などの発見が相次ぎ、最も交通研究が熱い地域です。そこで出雲古代史研究会は、2021年に「山陰をめぐる古代交通の展開」をひらきました。この時は陸上交通がメインです。今年の大会は、水上交通をメインにした、「古代出雲と日本海交通」とし、4つの報告をそろえました。 2本めの報告として、久保田一郎(古代出雲歴史博物館)の「古代隠岐研究からみた古代出雲」をご紹介いたします。 古代出雲と日本海交通 古代隠岐研究からみた古代出雲 久保田 一郎(古代出雲歴史博物館) 古代隠岐には、本州側の広範囲な地域から搬入された考古資料が残る。また、都城出土の荷札木簡から古代の地名、人名が知られる。これらの豊富な情報から、隠岐と、本州諸地域との交通の諸相、その中で出雲の占める位置を考察する。 → 2024年大会のご案内ページ → 参加申込みフォーム[2024/8/15 木] →次回更新2024年7月27日(土)予定

  • 2024年 出雲古代史研究会大会 榊原報告

    【会場+オンライン】山陰は、考古学調査により古代山陰道などの発見が相次ぎ、最も交通研究が熱い地域です。そこで出雲古代史研究会は、2021年に「山陰をめぐる古代交通の展開」をひらきました。この時は陸上交通がメインです。今年の大会は、水上交通をメインにした、「古代出雲と日本海交通」とし、4つの報告をそろえました。 はじめの報告は、榊原博英(島根県古代文化センター)の「島根における古代~中世前期の搬入土器と貿易陶磁」をご紹介いたします。 古代出雲と日本海交通 島根における古代~中世前期の搬入土器と貿易陶磁 榊原 博英(島根県古代文化センター) 奈良・平安時代の島根(出雲・隠岐・石見)の出土遺物について、国内からの搬入土器(奈良三彩・緑釉陶器など)、貿易陶磁(越州窯系青磁、白磁、青磁など)を中心に様相を整理する。大きく西の博多経由、九州方面からの遺物、東の畿内方面からの流通がうかがえ、特に西の石見は隣接する防長国由来の遺物が多い。 → 2024年大会のご案内ページ → 参加申込みフォーム[2024/8/15 木] →次回更新2024年7月20日(土)予定

  • 2024年 出雲古代史研究会大会 趣旨

    【会場+オンライン】2024年出雲古代史研究会大会は、8月24日(土)にひらくことになりました。今年のテーマは、「古代出雲と日本海交通」です。 趣 旨 2024年の大河ドラマ「光る君へ」に、宋人が越前国(福井県)に来朝したように、当時は日本海交通が活発でした。そのなかに出雲をはじめとする山陰地方も含まれます。 また、平安時代の古代出雲の研究はまだ多くありません。 そこで今年の大会は、平安時代を中心に、古墳時代から中世前期を見通して日本海交通が出雲・石見・隠岐の地域社会にどのような影響を与えたのか、その意義について検討します。 → 2024年大会のご案内ページ

  • 伊勢と出雲

    委員 橋本 剛 皆さんこんにちは。会員の橋本剛と申します。 この3月に、私も参加した論文集『伊勢と出雲』( #島根県古代文化センター 編、 #ハーベスト出版、2024年)が刊行されました。今回はこの論文集について簡単にご紹介します。 本論文集のもとになったのは、古代文化センターにおけるテーマ研究「出雲と伊勢」でした。テーマ研究は3年間という期限を区切り、外部の研究者なども加わって行う共同研究です。本研究は2020年(令和2年)~2022年(令和4年)まで行いましたが、客員研究員として主に伊勢側の方々をお招きしました。 さて、伊勢と出雲は、それぞれ伊勢神宮と出雲大社という著名な神社が存在する地域です。そうしたこともあって、国家形成期における両地域の重要性がしばしば強調され、また「伊勢と出雲」という形で並び称されることも少なくなかったと思います。本研究は、それぞれの地域の様相を分析しつつ、両地域が果たした役割やその関係性を明らかにすることを目標として設定しました。「伊勢」と「出雲」を併せて取り上げることで、これまで見えてこなかった両地域の特徴を析出できるのではないか、と考えたためです。 コロナ禍も重なり思うように研究会が実施できない時期もありましたが、3年間の共同研究をなんとかやり遂げ、その集大成として刊行されたのが本論文集というわけです。 本書の目次は以下の通りです。 【目次】 吉松 大志「神郡研究の現状と課題」 穂積 裕昌「志摩の海産物貢納と王権・伊勢神宮―神宮を支えた志摩の位相―」 久保田一郎「出雲、隠岐の海産物貢納に関連する問題」 平石  充「熊野大社・杵築大社の奉斎体制」 塩川 哲朗「伊勢と出雲の祭祀構造」  榎村 寛之「記紀における出雲と伊勢の神話的、歴史的位相について」 橋本  剛「平安初期の出雲と神社行政」 濱田 恒志「出雲の仏像・神像をめぐる「地域性」の問題       -「神話の国」の古代彫像をどう考えるか-」 田村  亨「鎌倉前中期の造営遷宮と幕府-杵築大社を中心に-」 藤森  馨「伊勢神宮と出雲大社の遷宮」 岡  宏三「杵築六ヶ村・宮内村の屋敷地の景観と荒神祭について       -十七世紀前後を中心に-」 松尾 充晶「近世御師の活動からみた伊勢と出雲」 品川 知彦「伊勢と出雲-浦田長民の宗教思想を中心に-」 一見して明らかなように、扱う時代や資料も異なるバラエティーに富んだ論文が揃っています。それぞれが、「伊勢と出雲」という重厚なテーマに果敢に挑み、生み出された研究成果といえるでしょう。 研究当初に設定した目論見が成功しているかどうか、その評価は読者の皆様に委ねるしかありません。本論集を1つのキッカケにして、両地域の研究がより一層盛んになればと願っております。 島根県古代文化センター 編 『 論集 伊勢と出雲 』 ハーベスト出版 、2024年3月、本体2000円

  • 日本史研究会 大会共同報告準備会2024-07

    #日本史研究会 ( #京都 )は、日本最大手の学会の一つです。このたび、次のとおり大会共同報告準備会をひらくことになりました。感染予防をとったうえでご参加くださいませ。 → 日本史研究会について → 会誌『日本史研究』 日本史研究会 古代史部会 第2回 大会共同研究報告準備会 日 時:2024年7月8日(月)18:30~21:00 会 場:①機関紙会館2F(京都市上京区新町通丸太町上ル春帯町)     ②オンラインZoom 参 加: 事前申込み [7/7 日 正午まで] 報 告:三野 拓也     「仮)奈良時代の労働力編成-造石山寺所を中心に-」

  • 日本海文化と四隅突出墳を考えるフォーラム2024

    今年の2024年は、 北陸で初めて四隅突出墳である杉谷四号墳が調査されてから50年めにあたります。これをうけて 森浩一先生に学ぶ会と富山文化研究会は、 次のとおりフォーラムをひらくことになりました。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加くださいませ。 日本海文化と四隅突出墳を考えるフォーラム 海を越えての交流 -杉谷四号墳の調査から半世紀を経て- 日 時:2024年9月22日(日)10:15~16:00 会 場:富山県民会館304号(富山県富山市新総曲輪4-18)     → 交通アクセスのページ 参 加:無料/事前申込み不要/定員150名 当日予定 第Ⅰ部 森浩一先生に学ぶ 南部さおり(元朝日町まいぶんKAN学芸員) 「朝日町での森浩一先生」 ​ 藤田富士夫(元富山市埋蔵文化財センター所長) 「森浩一先生による日本海文化シンポジウムとその構想」 ​ 麻柄 一志(魚津市教育委員会 文化財保存・市史編纂専門員) 「遺跡の発掘と保存 」 ​ 小嶋 芳孝( 金沢学院大学名誉教授/金沢大学古代文明・文化資源学研究所客員教授 ) 「寺家遺跡の古代学」 特別講演 小泉 武夫(東京農業大学名誉教授) 「発酵学-森浩一先生との思い出-」 第Ⅱ部 四隅突出墳の研究の現状と課題 紙上参加 坂本 豊治(出雲弥生の森博物館学芸係長) 「山陰地域の四隅突出墓の調査と研究」 泉田 侑希(富山市郷土博物館学芸員) 「四隅突出型墳丘墓の調査事例報告-富山県を中心に-」 髙橋 浩二(富山大学学術研究部人文科学系教授) 「杉谷4号墳の築造背景と富山平野におけるクニづくり」 まとめ 鈴木 景二(富山大学学術研究部人文科学系教授) 「地域史再興 出雲と高志」

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