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出雲国風土記百景(第2景)

  • 2021年12月11日
  • 読了時間: 1分

更新日:2022年1月7日

初夏の客の森


初夏の客の森(2017年6月8日撮影)



 松江市東出雲町の客の森。『出雲国風土記』意宇郡の意宇社(おうのもり)の推定地の一つである。


 近世の地誌である『雲陽誌』意宇郡竹矢に「客明神 民家の南八町去りて田中に松を神木と称す」とみえるもの(なお、『雲陽誌』は風土記掲載地について記すことが多いが、意宇社についてはどこにも比定していない)。

 明治32年の5万分の一地形図では田中の一点だけの広葉樹の記号として示され、そのころから現在同様の景観であったようだ。


 現在は水田中であるが、埋没した意宇川旧河道のすぐ南に位置する。この河道は5世紀ごろにさらに南に付け替えられ、平野の開発が進んだ(池淵俊一2017「古墳時代の出雲とヤマト」『古代出雲ゼミナールⅣ』島根県教育員会)。仮に古くからあったとすれば河辺の森でもあった。


 古墳時代の意宇平野の開発に伴う祭祀場の可能性は十分ある。(平石 充)


※毎週土曜日に更新


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