委員 吉松大志
みなさんこんにちは。出雲古代史研究会委員の吉松です。
出雲の古代史をさまざまな角度から学べる本をおススメするブログ
今回は老若男女が楽しめる出雲神話の本をご紹介します。
(島根県教育庁教育指導課、2012年、46頁、非売品)
『古事記』『日本書紀』の出雲を舞台とする神話や、『出雲国風土記』の国引き神話、地名起源説話など、代表的な出雲の古代神話を収録しています。
情緒あふれる挿絵をふんだんに盛り込み、また原文の雰囲気を残しながら
神話を現代語に訳しています。
県内の小中学校や公立図書館などに配布され、学校でのふるさと教育に役立てられています。残念ながら非売品なので購入することはできませんが、島根県教育庁教育指導課のHPでPDFデータをダウンロードできます。
漢字にも全てふりがなが振ってありますので小さなお子さんも楽しめます。
家族みんなで出雲神話の世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。
ふるさと読本「いずも神話」は、古事記や出雲国風土記に収められている、「スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治」や「国引き」などの神話8編を、原典のもつ古語の素晴らしさを失わないように、また原典の内容を改変しないように配慮しながら現代語に訳しています。
平成17年に発行したふるさと読本「いずも神話」を改訂し、県内の小学校・中学校・特別支援学校・公立図書館・公民館に配付しました。
なお、一般の方への販売は行っていません。
(以上島根県教育庁教育指導課のHPより)
→次回は12月末更新予定。