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2024年 出雲古代史研究会大会 篠崎報告

更新日:8月18日

【会場+オンライン】山陰は、考古学調査により古代山陰道などの発見が相次ぎ、最も交通研究が熱い地域です。そこで出雲古代史研究会は、2021年に「山陰をめぐる古代交通の展開」をひらきました。この時は陸上交通がメインです。今年の大会は、水上交通をメインにした、「古代出雲と日本海交通」とし、4つの報告をそろえました。



最後の報告は、篠崎敦史(新潟大学)の「10~12世紀の東アジアと日本海を行き交う人びと」です。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。






 


古代出雲と日本海交通

10~12世紀の東アジアと日本海を行き交う人びと


篠崎 敦史(新潟大学)



10~12世紀の日本海海域交流は、渤海の滅亡などもあり、非常に低調な時期であるととらえられてきた。そのようななかも、東アジアの人びとは日本海にあらわれている。特に11世紀中葉からは「唐人」が頻繁にその姿をみせるようになる。彼らはなぜ日本海にあらわれ、そして史料から姿を消すのか。本報告ではこのような視点から、東アジア広域のなかで、日本海交流とその意義について明らかにしていく。





《参 考》



[お詫び]篠崎さんに誤ったご尊名をのせてしまいました。謹んでお詫びを申し上げるとともに訂正いたします。




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