【会場+オンライン】山陰は、考古学調査により古代山陰道などの発見が相次ぎ、最も交通研究が熱い地域です。そこで出雲古代史研究会は、2021年に「山陰をめぐる古代交通の展開」をひらきました。この時は陸上交通がメインです。今年の大会は、水上交通をメインにした、「古代出雲と日本海交通」とし、4つの報告をそろえました。
2本めの報告として、久保田一郎(古代出雲歴史博物館)の「古代隠岐研究からみた古代出雲」をご紹介いたします。
古代出雲と日本海交通
古代隠岐研究からみた古代出雲
久保田 一郎(古代出雲歴史博物館)
古代隠岐には、本州側の広範囲な地域から搬入された考古資料が残る。また、都城出土の荷札木簡から古代の地名、人名が知られる。これらの豊富な情報から、隠岐と、本州諸地域との交通の諸相、その中で出雲の占める位置を考察する。
→次回更新2024年7月27日(土)予定