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「」に対する検索結果が683件見つかりました

  • 特別展「古代出雲の中心地・松江」

    松江歴史館(#島根県出雲市)は、次のとおり特別展をひらくことになりました。 →新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のお願い 特別展 古代出雲の中心地・松江 -田和山・神後田から国府・国分寺へ- 期 間:2022年10月14日(金)~12月11日(日)毎月曜休 時 間:09:00~17:00(入館は16:30まで) 会 場:松江歴史館 企画展示室(島根県松江市殿町279) →交通アクセスのページ 入館料:一般当日 600円/小中高生 300円 記念講演会 会 場:松江歴史館 歴史の指南所(島根県松江市殿町279) 参 加:無料/事前申込み[?]/先着60名

  • 2022年度 日本史研究会 大会

    #日本史研究会(#京都)は、日本で最大手の歴史学会の一つです。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染予防のため、今年度の大会は対面とオンラインのハイブリッドにてひらくことになりました。感染の状況により、全面オンラインへ切り替わることもありえます。最新のお知らせをお確かめくださいませ。 →日本史研究会について →会誌『日本史研究』 2022年度 日本史研究会 大会 日本社会の歴史的展開と秩序の変容 日 程:2022年10月08日(土)13:00~17:30 全体会シンポジウム 2022年10月09日(日)09:30~17:00 共同研究報告 会 場:花園大学(京都府京都市中京区西ノ京壺ノ内町) →交通アクセスのページ 参 加:会員1000円/非会員1500円/学部生500円 ①ゆうちょ銀行 01070-6-25712 加入者名 日本史研究会 ※ほかの金融機関からのお振込み 一〇九 店(イチゼロキユウ店) 当座 0025712 ②京都銀行 府庁前支店(普通)835974 日本史研究会代表 横田冬彦 申込み:事前申込み[会 員 09/01 金~非会員 09/08 水~10/05 水まで] 第一会場(古代・中世)対面200名/オンライン300名/先着順 その他:オンライン書籍展示

  • 令和4年度 新鳥取県史を学ぶ講座

    この講座では、『新鳥取県史資料編』(考古1~3巻)の編さんに関わって行った調査結果や最新の研究成果から浮かび上がった、縄文時代から奈良時代までの鳥取県域の新たな歴史像を紹介します。 令和4年度 新鳥取県史を学ぶ講座 考古学研究による新しい歴史像 時 間:13:30~15:00(受付開始13:00) 会 場:鳥取県立博物館 講堂(鳥取市東町2丁目124) →交通アクセスのページ 申込み:無料/事前申込み/先着80名 ①申込みフォーム ②FAX申込み用紙 0857-22-3977 ③電話 0857-22-4620 《参 考》 『鳥取県史ブックレット19 森と生きた人々-鳥取県の遺跡から-』(鳥取県、2018年) 『鳥取県史ブックレット23 因幡・伯耆の古墳時代』(鳥取県、2021年) 『鳥取県史ブックレット21 白鳳・天平文化の華-因幡・伯耆の古代寺院-』(鳥取県、2019年)

  • 2022年度 島根史学会 大会

    【ハイブリッド】#島根史学会(#島根県)は、島根県を拠点に全時代(古代~現代)、文化財の保全(#初代松江警察署庁舎 ・ #古文書)、歴史教育など島根県にかかわる歴史にについてトータルな活動をおこなう学術団体です。今年の2022年度大会・総会は、次のとおりひらくことになりました。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加のほどよろしくお願い申し上げます。 →島根史学会について →会誌『島根学会会報』 ハイブリッド開催 2022年度 島根史学会 大会・総会 日 時:2022年9月24日(土)13:00~17:00 会 場:①島根県民会館 3階303会議室(島根県松江市殿町158) →交通アクセスのページ ②オンライン 参加費:会員無料 | 非会員300円 申込み:事前申込み[?まで] 報 告:①倉恒 康一 (島根県教育庁文化財課世界遺産室) 「戦国期杵築大社信仰の一側面-備後永明寺史料を使って-」 ②竹永 三男(島根史学会会員) 「1939年の中国・山西戦線における従軍画家加納辰夫(莞蕾)の戦場体験」 講 演:井上 寬司(島根大学 名誉教授) 「中世島根地域史研究の歩みと史料集編纂の課題」 《参 考》 石見銀山世界遺産センター 加納佳世子『画家として、平和を希う人として』メディアイランド、2015年、本体1800円 『新修島根県史』1965~1968年

  • 出雲国風土記百景(第27景)

    【羽嶋と意宇郡の島】 【2017年9月28日撮影】 平地に忽然とあらわれた独立丘で、古墳のようにも見えるが、現在の安来市飯島町の羽島神社のある丘である。飯島町、おもわず「いいじま」と読みたくなるが、よみは「はしま」で、この山に由来する。※なお、実際は隣に工場やタンクがあったりします。 2枚目は毘女塚古墳のある丘陵から遠望したもの。 やはり平地にある独立丘である。さて、『風土記』にはこの山は意宇郡海浜部201に羽島として見え、椿・比左木・多年木・萕頭・葛があるとされる。このことから、現在と異なり、当時は島まであったことがわかる。 また、この前の島は子島、次の島が塩栯(しおたて)嶋であるので、この記述が正しければ、東側は松江市朝酌町の塩楯島まで島がなかったことになる。第23景でも紹介したが、安来市赤江町のあたりには赤江八幡宮のある山(山A・B)などがあるが、これらはすでに島ではなく、山だったことになる。 前回も書いたが、この山には名称が見当たらず『雲陽誌』にも出てこないが、よくよくみると山Aは字が豊島、Bの方はgoogleマップを見ていると、武嶺山とみえる。このあたりは赤江八幡宮(山にある神社)の方に伺えば、割と簡単にわかるのかもしれない。 話はそれるが、実際、山の名前というのは『風土記』の現地比定を行う上で一番の難題である。そもそも、山とは何を指すのか、正直自分でもわからない。これは『風土記』の山概念が、とか云う前に、現代の自分のなかでも定義できないので非常にやっかいである。だいたい、どこからが山で、どこからが平地なのか、とか。現代の呼び名もよくわからないことが多い(※火山には管理名称があると思われる)。なので軍隊式に標高○○メートルの地点、と呼ぶことが多い。 そして、『風土記』の遺称地名の残存率が最も低いのがこの山で、まあ、出雲国風土記研究で山を対象に研究を始めるのはおすすめしない。 川はこれに比べるとまだわかりやすく、いちおう県土木部河川課が管理している名称や図面がある(しばしば、地元の呼び名とは異なるが)。 さて、話を戻すと、山Aは豊島だった時代があったのかもしれない。こうなると、『風土記』の記述がすべての島を網羅しているか、問題となる。それともう一つ、意宇郡の島は妙に記載が詳しい。 この羽島にしても、それほど大きな島ではないが、どこにでも生えていると思われるありふれた植物の記載がある。そして、蚊島もふくめ他の島も皆詳しい。このあたりは何か理由がありそうだが、そのあたりは、次回以降に検討したい。 (平石 充) ※取材なども含め、1月ほど休載します。次回は掲載は10月8日(土)です。 ・写真は加工されており、資料的価値ありません。写真としてお楽しみください。 ・本文中のアラビア数字は沖森卓也・佐藤信・矢嶋泉編『風土記』山川出版の行数です。 ・解説は撮影者によるもので、出雲古代史研究会の公式見解ではありません。 ・写真の無断転用はお断りします。

  • 出雲国風土記百景(番外)

    今回は風景写真なしなので番外ということに。 前回、古代出雲国に鯉あるやなしや、について、最古の補訂本系写本『出雲風土記鈔』(以下『鈔』)を著した岸崎時照は、佐草自清の説を引用して自分の採用したテキストを否定する説を記していることを紹介した。 この連載の第7景で、秋鹿郡神名火山でも補訂本独自のテキストをだれが記したかについてもふれており、「(岸崎は)自分の採用した神名火山の高さ230丈は誤りである、と考えていた」と推測した。この点を少し深めてみたい。 下記は古代出雲歴史博物館所蔵の『鈔』(表題は「雲州風土記」、以下歴博本『鈔』)の秋鹿郡の山記載である。これには、岸崎は完成した『出雲風土記鈔』について大社にある正林寺宏雄の添削を頼んだ、それを北島伝之丞が写した、と記されている。ただし、この本には宏雄のものと思われる添削が残されている。また表題「雲州風土記」は宏雄が『出雲国風土記』を呼ぶときに用いる名称なので、歴博本は伝之丞が写した本ではなく、宏雄が添削したそのものとみられる(岡宏三2021)。『鈔』写本では現在最も古いもので、『鈔』写本の多くは、この系統に属している。 ここで注目したいのは、文章の区切りである。『鈔』はまず『風土記』のテキストを挙げたのち、「鈔云…」として解説を付す。秋鹿郡の山は、一山ごとに解説が付されているのであるが、『鈔』では神名火山は足日山と合わせて一山としている。これは、神名火山の最後が「所謂佐太大神社即彼山下之足日山」なっており、佐太神社が神名火山の山下の足日山にあるかのように解釈できるからである。 現在の研究者から見ると、神名火山の最後に「之」が置かれているだけで、この二つは別な山の記載である。このことについては佐草自清が早くに「近日佐太祠官」が述べる「大非」である、と指摘している(藤間氏本『風土記』の書入れ。髙橋2014)。このような言説は、実は当時杵築大社との間で神職の任免をめぐって対立していた佐太神社の認識にみられ(平石2021)、この個所の『鈔』テキストの背景には佐太神社の存在を読み取ることができる。 この認識は誤りなのだが、それに従い二つ合わせて神名火山とその麓の佐太神社のある足日山とすると、神名火山は足日山より高くなければおかしいことになる。『鈔』の採用する本文は、おそらくこのような認識のもとに、神名火山の高さを230丈、周り14里としているとみられる。 この周辺で周辺で一番高い山は朝日山である(これは測量しなくても一目瞭然)。 第7景にも記したとおり、写真の歴博本『鈔』の解説「鈔云」は朝日山=足日山(高さ170丈)だ、としている。採用したテキストでは神名火山230丈が一番高いのから、テキストに反する解説が付されているのである。 しかし、歴博本『鈔』に示された岸崎の見解はのちに撤回される。 髙橋周氏の指摘によれば(髙橋2020)、近世大社領の確定(大社湊原争論。1687年)をめぐり、大社領を抑制する郡奉行の岸崎と佐草自清は対立を深めていく。そして、自清の見解から離れる形で、岸崎は『出雲国風土記俗解鈔』を執筆する。 この俗解鈔では、神名火山と足日山は別な山として扱われているが、朝日山を神名火山としており、朝日山を足日山とする歴博本『鈔』とは異なる比定が行われている。 そうなると、歴博本『鈔』の見解は、岸崎のホンネなのか、この段階では良好な関係にあった佐草自清の説に引っ張られているのか(前回の鯉は最終的に自清の理解によっている)、わからなくなってくる。 結局のところ、だれが脱落本系の神名火山の高さ40丈を230丈、周り4里を14里にしたのかは相変わらず不明なのだが、佐太神社やその主張を受けての岸崎の解釈によるもので、『鈔』を記した段階では佐草自清の影響を受けて、本文と異なる解釈を付している可能性も否定できない、といったところになろうか。 参考文献 岡宏三2021「書誌解題と塗抹等一覧」『島根県立古代出雲歴史博物館所蔵 影印 出雲風土記鈔』島根県古代文化センター 髙橋周2014「出雲国風土記写本二題 郷原家本と「自清本」をめぐって」『古代文化研究』22 平石充2021「古代中世の佐太神社と『出雲国風土記』」『日本書紀と出雲観』ハーベスト出版 髙橋周2020「阿祢神社本『出雲国風土記俗解鈔』の検討」『出雲弥生の森博物館紀要』8 ※髙橋の髙はハシゴ髙です。歴博本『鈔』についての評価を訂正しました(7月26日)。 ※引用論文の誤りを訂正しました(髙橋周2014)。 (平石 充) ※次回は8月6日に更新します。 ・写真は加工されており、資料的価値ありません。写真としてお楽しみください。 ・本文中のアラビア数字は沖森卓也・佐藤信・矢嶋泉編『風土記』山川出版の行数です。 ・解説は撮影者によるもので、出雲古代史研究会の公式見解ではありません。 ・写真の無断転用はお断りします。

  • 特別展「出雲・石見・隠岐の古墳文化」

    #島根県立八雲立つ風土記の丘(#島根県松江市)は、今年の2022(令和4)年に開館50周年をむかえました。開館50周年おめでとうございます。このたび、八雲立つ風土記の丘は、次のとおり特別展をひらくことになりました。感染予防をとったうえでお運びくださいますようなにとぞよろしくお願いします。 →八雲立つ風土記の丘の歴史について 特別展 出雲・石見・隠岐の古墳文化 期 間:2022年9月10日(土) ~11月20日(日)毎週火曜休 時 間:09:00~17:00(入館は16:30まで) 場 所:島根県立八雲立つ風土記の丘 展示学習館(島根県松江市大庭町456) →交通アクセスのページ 入館料:一般 300円/大学生 200円/小中高生 無料 その他:史跡マップのページ 八雲立つ風土記の丘開所50周年記念 並河萬里写真展 シルクロードのかざり 期 間:2022年8月13日(土) ~10月10日(月)毎週火曜休 9/9 金 臨時休館・9/13 火 臨時開館 時 間:09:00~17:00(入館は16:30まで) 場 所:島根県立八雲立つ風土記の丘 展示ガイダンス棟(島根県松江市大庭町456) →交通アクセスのページ 入館料:無料 第46回ガイダンス山代の郷ロビー展 展覧会ポスターで振り返る風土記の丘の50年 期 間:2022年8月20日(土) ~10月17日(月)毎週火曜休 時 間:09:00~17:00(入館は16:30まで) 場 所:ガイダンス山代の郷(島根県松江市山代町470-1) →交通アクセスのページ 入館料:無料

  • 古代天皇研究会 井上正望氏著書書評会

    #古代天皇研究会(#東京)は、日本古代の天皇とその周辺を検討する研究会です。天皇を中心に、①天皇と天皇を支える身位、②天皇という存在の影響力(天皇権力を背景におこなわれる統治行為なども含みます)などを研究していきます[2020年6月6日 古代天皇研究会の活動方針より]。 「古代」と「天皇」をつけていますが、古代天皇研究会は、この二つにとどまりません。古代に続く中世などほかの時代、太上天皇・女院・三后(皇后・皇太后・太皇太后)・皇太子・摂関など天皇以外の身位、日本以外の国家の君主、文化人類学などほかの分野、といった様々な縦割りをこえ、天皇をトータルにとらえることをめざしています。 このたび、次のとおり研究報告会をひらくことになりました。オンラインですので、地方住みの方も参加しやすくなっています。ご多用の折かと存じますが、ご関心がある方はお誘いあわせのうえ、お申込みくださいませ。 井上正望氏著書書評会 日 時:2022年9月3日(土)14:00~18:00 参 加:オンライン/500円/事前申込み[9/1 木まで] 振込み:三菱UFJ銀行 普通口座 柏支店(店番454)口座番号 0676657 名義 古代天皇研究会 里舘翔大 (コダイテンノウケンキュウカイ サトダテショウダイ) その他:リモート飲み会あります 報 告:①桜田真理絵 「日本古代史の立場から」 ②海上 貴彦 「日本中世史の立場から」 ③杉田 建斗 「儀礼・祭祀研究の立場から」 《参 考》 井上正望『日本古代天皇の変質-中世的天皇の形成過程-』塙書房、2022年3月、本体1万1000円

  • 2022年 出雲古代史研究会大会 原報告

    【会場+オンライン】2022年 出雲古代史研究会 大会がいよいよ来月に迫ってきました。今年のテーマは「古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題」です。毎週4報告について順次、ご紹介してまいります。最終回の今回は、原慶三報告です。 古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題 斐伊川流域における中世的所領の成立と終焉 原慶三 斐伊川流域所領の形成・発展過程と流路の変遷を検討します。大社領は国司寄進地と在庁官人等寄進地で構成されます。楯縫郷内多久郷内久木村は一七世紀半ばには田数二八四町余の大村となりました。近世初頭の要塞都市松江の建設は西流路を消滅させました。 →2022年大会のご案内ページ →参加お申込みフォーム

  • 2022年 出雲古代史研究会大会 平石報告

    【会場+オンライン】2022年 出雲古代史研究会 大会がいよいよ来月に迫ってきました。今年のテーマは「古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題」です。これから4報告について順次、ご紹介してまいります。最初のご紹介は、平石充報告です。 古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題 出雲平野の河川と古代の斐伊川 平石充(島根県古代文化センター) 出雲平野(神門郡域)については、発掘調査が進展し、池淵俊一氏によって用水の整備と集落や古墳の動態についての検討がなされています。本報告ではこれを踏まえて、『風土記』の記述をどう考えるか、また斐伊川西流時の河道と用水・風土記社の位置について検討します。 →2022年大会のご案内ページ →参加お申込みフォーム →次回更新2022年7月13日(水)

  • 2022年 出雲古代史研究会大会 舟久保報告

    【会場+オンライン】2022年 出雲古代史研究会 大会がいよいよ来月に迫ってきました。今年のテーマは「古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題」です。毎週4報告について順次、ご紹介してまいります。今回は、舟久保大輔報告です。 古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題 ヤマタノヲロチ退治神話と斐伊川 舟久保大輔(駒澤大学) ヤマタノヲロチ退治神話は、斐伊川が舞台となっています。本報告では、この神話の史的背景を踏まえつつ、ヲロチと斐伊川の関係やなぜ斐伊川なのかという問題について、記・紀という王権神話の枠組みの中で考察することとします。 →2022年大会のご案内ページ →参加お申込みフォーム →次回更新2022年7月20日(水)

  • 2022年 出雲古代史研究会大会 瀬戸報告

    【会場+オンライン】2022年 出雲古代史研究会 大会がいよいよ来月に迫ってきました。今年のテーマは「古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題」です。毎週4報告について順次、ご紹介してまいります。今回は、瀬戸浩二報告です。 古代・中世の斐伊川をめぐる諸問題 宍道湖の古環境から見た斐伊川東流イベントの年代とその意義 瀬戸浩二(島根大学エスチャリー研究センター) 斐伊川東流イベントは、宍道湖の古環境変遷史においてもっともインパクトのあるイベントです。このイベントは、宍道湖の堆積物に記録されており、塩分の指標である全イオウ濃度の変化が特徴的に変化します。本報告では斐伊川東流イベントの科学的手法により見積もられた年代とその古環境変遷について最新の研究結果に基づいて検討を行います。 →2022年大会のご案内ページ →参加お申込みフォーム →次回更新2022年7月27日(水)

  • 展覧会「Moji-古代出雲と世界の文字-」

    #島根県立八雲立つ風土記の丘(#島根県松江市)は、今年の2022(令和4)年に開館50周年をむかえました。開館50周年おめでとうございます。 →八雲立つ風土記の丘の歴史について このたび、八雲立つ風土記の丘は出雲国府と世界からでた文字資料を一堂にあつめた展示をひらくことになりました。会期中の2022年8月20日(土)に出雲古代史研究会大会がここでひらかれます。大会の対面参加の方は、無料で展示をご覧になることができます。近くの出雲国府跡とあわせてぜひお運びくださいませ。 →出雲古代史研究会 大会ご案内ページ 展覧会 Moji-古代出雲と世界の文字- 期 間:2022年6月18日(土) ~8月21日(日)毎週火曜休 時 間:09:00~17:00(入館は16:30まで) 場 所:島根県立八雲立つ風土記の丘 展示学習館(島根県松江市大庭町456) →交通アクセスのページ 入館料:一般 200円/大学生 100円/小中高生 無料 その他:史跡マップのページ

  • 史跡出雲玉作跡指定100年シンポジウム

    2022年は、史跡出雲玉作跡が国史跡の指定をうけて100年めという節目にあたります。これを記念して松江市は次のシンポジウムをひらくことになりました。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加くださいまますようよろしくお願いします。 →史跡出雲玉作跡について 史跡出雲玉作跡指定100年記念シンポジウム 古代国家の形成と出雲の玉作り 日 時:2022年10月22日(土)13:30~15:45 会 場:松江テルサ 1階テルサホール(島根県松江市朝日町478-18) →交通アクセスのページ 参 加:無料/事前申込み[10/14 金まで]/先着270名 申込み:①電話 0852-55-5284(松江市役所埋蔵文化財調査課あて) ②FAX 0852-55-5284(申込みフォームPDFファイル) ③ネット しまね電子申請サービス 代表者氏名/名前ふりがな/申込み人数 ご住所/電話番号 《参 考》 島根県古代文化センター 編『古代出雲ゼミナールⅥ』2020年、ハーベスト出版 瀧音大「八世紀の玉の話」(『別冊太陽』風土記 古代の日本をひらく、2018年、平凡社)

  • 出雲国風土記百景(第26景)

    【意宇の海】 【松江市東出雲町意東海岸 2022年8月撮影】 意宇の海は『風土記』には登場しないが、万葉集に見える。というか万葉集に見える出雲の地名はこれと焼島(たくしま)しかない。※焼島は出雲以外の可能性もある。 意宇(おう)の海の、河原(かはら)の千鳥(ちどり)、汝が鳴けば、我が佐保川(さほかは)の、思ほゆらくに(0371番歌) 門部王 飫宇(おう)の海の、潮干(しほひ)の潟(かた)の、片思(かたも)に、思ひや行かむ道の長手(ながて)を(0536番歌) 門部王 大君(おほきみ)の、命(みこと)畏(かしこ)み、於保(おほ)の浦(うら)を、そがひに見つつ、都へ上る(4472番歌) 出雲掾安宿奈杼麻呂 これらの見える意宇の海は4472も同じ海であるとすると「おほ」とも読まれていたようで、意宇をどのように読んでいたかを考えるうえで重要である。 それは措いて、0536・4472ではともに道(山陰道)から見えるように書かれているから、やはり意宇川河口付近を指すのであろう。また0536には潮干の潟とみえるから、遠浅の砂浜であった。 現在は意宇川付近の中海は埋め立てによって自然地形が消失しているが、近年湖岸を復元しようとする試みがなされており、そこで撮影した。汀線付近まで草が茂っているが、塩分濃度の高かった風土記時代には砂浜が形成されていたのであろうか。 さて、前回野代海中が白砂青松の景勝地ではなかったか、としたが、こちらも同様で国府から近い砂州だったと思われる。 現在の意宇川は砂州を直線的に切って中海にそそぐが、これは次期不明の治水によるものである。航空写真を見ると、現在の阿太加夜神社付近と、安国寺前付近に河口がありその間は砂州が北に向かって伸びていたとみられる。 『雲陽誌』の意宇郡出雲江(あだかや)の足高明神(現阿太加夜神社)には本社の北に「御影浜」「御寄浜」があり、明神神幸の地であると記されれている。やはり白砂青松の景勝地であったと思われる。 そして、近世にはこちらが歌枕「袖師浦」と推定されるようになる。 (平石 充) ※次の更新は9月10日土曜日になります。 ・写真は加工されており、資料的価値ありません。写真としてお楽しみください。 ・本文中のアラビア数字は沖森卓也・佐藤信・矢嶋泉編『風土記』山川出版の行数です。 ・解説は撮影者によるもので、出雲古代史研究会の公式見解ではありません。 ・写真の無断転用はお断りします。

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