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現代語訳 小右記13巻

更新日:2022年4月18日

平安時代のころから貴族たちは日記を書き続けました。『#小右記』は、#藤原道長 と同じころに生きた、#藤原実資 が書いた日記です。その現代語訳の第13巻がでました。



本体3000円、吉川弘文館、2021年10月

13巻 万寿元年(1024)正月~万寿2年(1025)8月 道長女の不幸



道長娘の彰子、妍子につづいて威子が立后し、一家から前代未聞の三后をだした道長はこの世の栄華を極めました。


その後、小一条院女御の寛子や、敦良親王(後の後朱雀天皇)妃の嬉子ら道長の娘が相次いで亡くなります。特に嬉子は、病の身でありながら待望の親仁親王(後冷泉天皇)産むもその直後に世をさってしまいました。四后となることもできた娘に先立たれた道長の嘆き悲しみは深かったといいます。


右大臣となった藤原実資は、出雲国をはじめとする各国の受領が任地にゆく際のいとまごいを受けることが格段にふえてきました。摂関政治から院政へ時代は少しずつ動きだしているのです。




《参 考》



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