【会場+オンライン】2021年 出雲古代史研究会 大会がいよいよ来月に迫ってきました。今年のテーマは「山陰をめぐる古代交通の展開」です。これから4報告について順次、ご紹介してまいります。最初のご紹介は、大日方克己報告です。
山陰をめぐる古代交通の展開
古代山陰地域と交通
最近、島根県・鳥取県でも古代山陰道や隠岐道の道路遺構の発見、調査が相つぎ、交通の実態が次第に明らかになりつつあります。報告では、これまでの出雲・山陰の交通をめぐる論点を整理し、改めて浮かび上がってきている山陽道経由の交通、日本海西部海域の交通をとりあげ、そのなかでの出雲・隠岐・石見の位置について考えてみたいと思います。