【会場+オンライン】出雲古代史研究会は、2023年大会を8月12日(土)にひらくことになりました。今年のテーマは、「『出雲国風土記』研究の現在-そのテキストを考える-」です。
趣 旨
『#出雲国風土記』は出雲の古代史を検討するうえでの基本史料であり、また8世紀において、地域(出雲国造)が主体となって編纂したとされる文学作品としてもきわめて価値の高いものです。
1957年に岩波古典文学大系『風土記』が出た後、2000年前後より新たな校訂注釈作業の成果が示され、近年は島根県古代文化センター編の『出雲国風土記 地図・写本編』『出雲国風土記 校訂・注釈編』が刊行されています。
これらを受けて、そのテキストについて写本研究・上代文学研究・漢籍受容との関係などから再検討します。