【オンライン】#日本考古学協会 は、日本で最も大きな考古学研究者の組織です。今年の2021年6月に、古代交通研究会(東京)が北陸道・山陰道の、8月には出雲古代史研究会が山陰の交通についてとりあげました。今度の10月の日本考古学協会では、古代日本海域の交通をテーマとし、山陰地域とも深くかかわります。ご多用の折かと存じますが、なにとぞご参加くださいませ。
日 時:2021年10月16日(土)13:50~17:40 公開講演会・研究発表分科会Ⅳ
2021年10月17日(日)09:15~17:15 研究発表分科会・ポスター掲示
会 場:オンラインZoom
参 加:事前申し込み[10/15 金 15:00まで]
その他:ハイブリッド→全面オンライン[9/10 金 発表]
六一書房、2021年10月、税込み2200円
【10/16 土】開会行事・公開講演会・ポスター掲示・研究発表分科会Ⅳ
公開講演会 | |
14:10~15:10 | 小嶋 芳孝(石川考古学研究会会長) 「古代日本海域における人の移動-渤海・日本航路を中心に-」 |
15:20~16:20 | 中村 慎一(金沢大学歴史言語文化学系教授) 「中国新石器時代文明の探求」 |
研究発表分科会 | |
分科会Ⅳ 16:30~17:40 | 文明と王権 コーディネーター 河合 望(金沢大学)/小髙 敬寛(金沢大学) |
| テーマ1 エジプト文明における王権 |
16:40~17:40 | 吉村 作治(東日本国際大学総長) 「太陽の船プロジェクトの成果と今後の展望」 |
【10/17 日】研究発表分科会・ポスター掲示
分科会Ⅰ 09:15~17:15 | 集落・生業からみた地域集団の適応と変化 コーディネーター 小林正史(北陸学院大学)/高橋浩二(富山大学) |
| テーマ1 くらしと生業へのまなざし |
09:25~09:50 | 松永 篤知(金沢大学) 縄文時代の生業をみる-北陸地方の視点、東アジアの視点- |
09:55~10:20 | 下濱 貴子(小松市埋蔵文化財センター) 「八日市地方遺跡をめぐる論点」 |
| テーマ2 弥生時代地域集団の生業と交流 |
10:25~10:50 | 佐藤由紀男(岩手大学) 「弥生開始期の生業・交流」 |
10:55~11:20 | 木下 尚子(熊本大学) 「弥生管玉・勾玉と北陸-九州からの視点-」 |
11:25~11:50 | 鶴来 航介(福岡市経済観光文化局) 「八日市地方遺跡における木工具の運用」 |
11:55~12:20 | 林 大智(石川県埋蔵文化財センター) 「工具の鉄器化と生産体制の転換」 |
| テーマ3 威信財(碧玉製品)生産と地域集団 |
13:20~13:45 | 戸根比呂子(金沢学院大学) 「玉つくり研究と地域の視点-北陸における研究の現状と課題-」 |
13:50~14:15 | 西田 昌弘(石川県教育委員会) 「碧玉をめぐる問題-玉石材からみた獲得システムの考察-」 |
14:20~14:45 | 景山 和也(金沢市文化スポーツ局) 「碧玉製品製作遺跡-金沢平野を中心に-」 |
14:50~15:15 | 中屋 克彦(石川県埋蔵文化財センター) 「北陸における碧玉製品副葬古墳」 |
15:20~15:45 | 河村 好光(石川考古学研究会) 「碧玉製品の集積と分配」 |
分科会Ⅱ 09:15~17:15 | 古代日本海域における人の移動-古代の津湊と関連遺跡- コーディネーター 小嶋芳孝(石川考古学研究会)/望月精司(小松市) 出越茂和(石川考古学研究会) 川畑 誠(石川県埋蔵文化財センター)/伊藤雅文(同前) |
| テーマ1 古代日本海域における人の移動① |
09:25~09:35 | 岩井浩人(青山学院大学) 「ロシア沿海地方クラスキノ城跡における日露共同調査」 |
09:35~10:20 | E.I.ゲルマン(ロシア科学アカデミー極東支部) 「クラスキノ城跡の考古学的調査成果」 |
10:25~10:50 | 川畑 誠 (石川県埋蔵文化財センター) 「加嶋津と古代能登-邑知地溝帯の動向を中心に-」 |
10:55~11:20 | 中野 知幸(羽咋市教育委員会) 「能登の津湊と宗教施設」 |
11:25~11:50 | 伊藤 雅文(石川県埋蔵文化財センター) 「北加賀地域における古墳時代後・終末期社会の粗描」 |
11:55~12:20 | 出越 茂和(石川考古学研究会) 「加賀の古代津湊と交通」 |
| テーマ2 古代日本海域における人の移動② |
13:20~13:45 | 望月 精司(小松市にぎわい交流部) 「南加賀の渡来人集落と古代手工業生産 -飛鳥時代のミヤケ的経営を探る-」 |
13:50~14:15 | 春日 真実(新潟県埋蔵文化財センター) 「古代越後・佐渡の津・湊と交通」 |
14:20~14:45 | 杉山 大晋(高岡市教育委員会) 「越中の古代津湊と水上交通」 |
14:50~15:15 | 松葉 竜司(美浜町教育委員会) 「若狭・越前における古代津湊と交通」 |
15:20~15:45 | 鈴木 景二(富山大学) 「古代史から見た北陸の水運と津湊」 |
分科会Ⅲ 09:15~17:15 | 石塔から石垣へ-石文化が語る北陸の中近世- コーディネーター 垣内光次郎(石川県埋蔵文化財センター) 田村 昌宏(野々市市教育委員会) 冨田和気夫(石川県金沢城調査研究所) |
| テーマ1 中近世の石文化-作品・商品・材料- |
09:25~10:20 | 狭川 真一(大阪大谷大学) 「中近世の石文化-作品・商品・材料-」 |
| テーマ2 石塔・石仏の世界-戦国期の石文化- |
10:25~10:50 | 赤澤 徳明(福井県埋蔵文化財調査センター) 「笏谷石を中心とした越前・若狭の石造物文化 -越前の笏谷石と敦賀の花崗岩・若狭の日引石-」 |
10:55~11:20 | 阿部 来 (勝山市教育委員会) 「越前の中世都市における石の土木利用」 |
11:25~11:50 | 川畑 謙二(小松市にぎわい交流部) 「加賀の石塔と石文化」 |
11:55~12:20 | 大野 究 (氷見市立博物館) 「能登・越中の石塔と石文化」 |
| テーマ3 城と城下の石垣・石造物-江戸時代前期の石文化- |
13:20~13:45 | 御嶽 貞義(福井県埋蔵文化財調査センター) 「福井城下の石垣と石材加工」 |
13:50~14:15 | 堤 徹也(坂井市産業政策部) 「屋上の石文化-石鬼と石瓦のひろがり-」 |
14:20~14:45 | 滝川 重徳(石川県金沢城調査研究所) 「金沢城石垣構築技術と石材加工」 |
14:50~15:15 | 向井 裕知(金沢市埋蔵文化財センター) 「金沢城下町と野田山の石塔・石廟-近世前期を中心として-」 |
分科会Ⅳ 10:25~17:15 | 文明と王権 コーディネーター 河合 望 (金沢大学)/小髙 敬寛(金沢大学) |
| テーマ2 文化財科学と王権 |
10:25~10:50 | 覚張 隆史(金沢大学) 「古人骨の文化財科学分析からみた文明と王権」 |
10:55~11:20 | 佐々木由香(金沢大学) 「日本古代王権の布に関わる植物考古学的アプローチ」 |
11:25~11:50 | 宮田 佳樹(東京大学) 「脂質分析の成果と王権 -学際的な研究アプローチから器の用途を考える-」 |
11:55~12:20 | 阿部 善也(東京電機大学) 四角 隆二(岡山市立オリエント美術館) 「古代日本に伝来したのはサーサーン朝の宮廷工房作品だったのか?-X線分析が明らかにしたサーサーン・ガラスの実態-」 |
| テーマ3 世界の古代文明と王権 |
13:20~13:45 | 上杉 彰紀(金沢大学) 「インダス文明社会を支えたもの -工芸品生産・流通と社会権力-」 |
13:50~14:15 | 小泉 龍人(早稲田大学) 「メソポタミアの都市と王権-「神の街」と支配の正当化-」 |
14:20~14:45 | 河合 望(金沢大学) 「ツタンカーメン王の天蓋付き二輪馬車と王権」 |
14:50~15:15 | 久保田慎二(熊本大学) 「二里頭遺跡のイネと王権」 |
15:20~15:45 | 中村 誠一(金沢大学) 「マヤ文明コパン遺跡における古典期王権に関する諸問題」 |