COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のため、全国の大学は昨年の2020年度よりオンライン授業を試行錯誤しながら行ってきました。オンライン授業のノウハウや、知見をわかちあい、新しい教育実践をつくる動きもおこります。昨年の2020年に、前期オンライン授業の実践報告集がだされ、第1回めのシンポジウムもひらかれました。この成果をもとに次の実践報告集とシンポジウムがひらかれます。一般の方も参加できます。ご多用の折かと存じますが、ぜひご参加くださいませ。
遠隔教育シンポジウム
日 時:2021年2月4日(木)13:00~18:00
参 加:オンライン/無料/一般・在学生・教職員/事前申込み[2/2 火まで]
予 定
13:05~14:15 セッションⅠ 集合知としての遠隔授業記録
モデレーター:今井宏昌
茂木謙之介「遠隔授業を記録・出版すること-雷音学術出版の半年-」
小泉 勇人「英語科目の遠隔実践例—映画の台詞のシャドウイング—」
大嶋えり子「人文社会科学系科目の遠隔授業-教室という空間を考えなおす」
14:20~16:50 セッションⅡ 2020年度の遠隔授業を振り返って
モデレーター:市川顕
岩田久美加「オンライン授業における視覚と聴覚」
田中 直 「ZoomとYouTubeによる遠隔授業~少人数語学クラスと大講義科目における実践~」
加藤由香子/鈴木茂樹「オンライン雑談会による教員間のピア・サポート活動:その限界と可能性について」
黄 偉修 「遠隔授業が中国に関連する授業に与えた影響」
中沢 知史「コロナ禍のラテンアメリカとラテンアメリカ地域研究〜オンライン授業実践を振り返りながら〜 」
久保 智之「フィールドと教室を結ぶ言語学」
16:55~17:55 セッションⅢ パネルディスカッション:遠隔授業の課題と可能性
モデレーター: 大賀哲(九州大学)
パネリスト
茂木謙之介(東北大学)
小泉 勇人(東京工業大学)
岩田久美加(共立女子大学)
田中 直 (立命館大学・龍谷大学)
加藤由香子(名古屋芸術大学・東京福祉大学)
鈴木 茂樹 (東京福祉大学)
黄 偉修 (東京大学)
中沢 知史(南山大学)
久保 智之(九州大学)
《参考》
大嶋えり子・小泉勇人・茂木謙之介 編『遠隔でつくる人文社会学知-2020年度前期の授業実践報告-』雷音学術出版、2020年10月