2025年 出雲古代史研究会大会 舟久保報告
- 7月12日
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更新日:5 日前
【会場+オンライン】2025年出雲古代史研究会第36回大会は、8月23日(土)にひらくことになりました。今年のテーマは、「神賀詞研究の現在」となります。これにあわせて4つの報告と1つのコメントをそろえました。
最初のご紹介する報告は、舟久保大輔の「出雲国造神賀詞奏上の成立と意義-学説史的検討を中心に-」です。
神賀詞研究の現在
出雲国造神賀詞奏上の成立と意義
-学説史的検討を中心に-
舟久保大輔
出雲国造神賀詞奏上儀礼は、出雲国造が代替わりの際に入朝して、天皇の御世を寿ぎ、神賀詞を奏上する儀礼である。この儀礼ついては重厚な研究史があり、多くのことが論じられてきたが、本報告ではあらためて奏上儀礼に関するこれまでの研究を概観し、論点を整理しつつ、儀礼の成立時期やその背景・意義について考察したい。